空港で一人の夜

日本滞在最後の夜。セントレア空港でしっとり一人で過ごせる「暗くて静かでのんびり飲める店」を求めてふらつく。

飲食店街を2回ぐるりと回り、やっと見つけたお店は「ステーキ・テラス」。生ビール&盛合せのちょい飲みセットがこちら!これで1500円(写真)。

ワイン、酒、カクテルのメニューも豊富。ちなみにジントニックは550円。安い〜。いいではないですか。

夜の空港はなんとなくロマンチック。のんびり散歩をしてコンビニへ。ホテルの部屋でひとり二次会。肉まんと桜餅。

空港に着くと、いつも緊張感で身が引きしまる。私の体内システムが「スペインモード」へぱちっと入れ替わる。たぶん表情や目つきも。言葉はもちろん。

これからは一人。

楽しい思い出がすっと遠のく。そして前だけ、今だけに意識が向かう。挑戦の姿勢。日本にあった安心感はもうない。

よく知る静寂や孤独が、一人の私を包む。孤独は私の古い友。うまくやっていけば「ゆりかご」にもなってくれる存在でもある。

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「空港で一人の夜」への2件のフィードバック

  1. セントレア空港?え?もうスペイン??
    ・・・と思ったら、名古屋の空港はそういうお洒落な名前なのですね。
    スーツケースを持ってキリリとマラガに戻るmomoさんは単身赴任の人みたい、やっぱり男だ(笑)
    スペインと名古屋という安定した二ヶ所の住処を持っていらっしゃるのも羨ましいです。momoさんにはどちらにも気心知れた人たちがいますもんね。
    その点私はどちらもベリーウェルカムな感じがしなくて、どこにも自分の居場所が築けていない気がします。(まぁあちこち動きすぎたせいもあるけど)
    これからもずっとフラフラとあちこち移動しそうな気がします。
    それはそれで楽しい人生?

    安い値段でやってくれていたスペイン語の先生が8月に辞めてしまってからスペイン語が止まっています。無料のネットを活用して頑張ろう~っと。

  2. やっぱり男(笑)なんだ。
    それにしてもMayさんの引越し記録はすごいですよね。それも外国で!本当に大変だったこともあったと思います。お疲れ様でした。だからこそのフレキシブル感をMayさんから感じます。

    スペイン語の先生、残念ですね。本当に同じマラガ市内だったら、ピアノもスペイン語も一緒にできるのに。とりあえずは独学ですかね。マラガより応援しています!

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