おせち風朝食&解体作業

元旦の朝は「即席おせち風・朝食」を父と作った。お雑煮&甘酒つきで、ニッポンのお正月感アップ。

そこに正月とは何の関係もない、大好物というだけで置かれたアボカド(笑)。盛りつけをしながら

「なーんか、ここに葉っぱがほしいよね」「葉っぱなんてあったっけ?」「庭を見てみる」

で、発見した「もみじ」。葉っぱを魚の上に乗っけてみる。おお〜っ、和食感アップ。これがスペインならパセリかシアントローってところ。

さて、メインのイワナの甘露煮は、伊藤さんが木曽川で釣って来たという思い出の一品。袋の裏を見たら、製造元の欄に「釣り人・伊藤○○」と書かれていた(笑)ありがとうございます。

2人分を作っていたら、父は小さなお皿をそっと出してぽつり。

「ここにお母さんの分もね」

そして母の祭壇コーナーには、同じ「おせち風朝食」が並んだ。出来立てのお雑煮とあったかい甘酒も一緒に。

元旦は朝から父によって、母が大好きだったハーモニカのCDがかけられていた。「ふるさと」を聴きながら朝食の準備。「ふるさと」を聴きながら朝食。そこでやっと気づく。

「あれ、さっきからずっと同じ曲じゃない?」「あーっ、くり返し機能になってた!」

朝食が終わると、さっそくドライバー片手に「タンスの解体」を続行。2メートル大の家具の塊を次々とバラバラにしていく。さらに「鏡台」「引き出し」へ突入。

だいたい元旦から、巻尺片手に「ニトリ」へ乗り込む家族など、近所ではうちくらいのもの。ドライバーの使い過ぎで、手のひらが痛い。

その時、いきなりアイフォーンが鳴り、ビデオ電話が。見ればハビ吉。スペインは夜中の2時過ぎなのに、みんなしてシャンパン片手にエビに食らいついている。

「フェリス・アニョ・ヌエボ!」

と覚えたてのスペイン語で父が言うと、スペインからは

「お元気ですか?」

って。日本語で(笑)シャンパン画面に向かって「甘酒」を掲げる。しかし新年最初の画像が、甘酒とドライバーと巻尺。に、汗だく&ノーメイクって。なんだかなぁ。

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