「ベガモール」展示会の2日前。だらだらと汗を流しながら、名古屋の「レンタルギャラリー池下2112」さんへと向かう。
この日は、オーナーのみゆきさん&クロ隊長と共に、作品の搬入&会場の飾りつけを行う大切な日。
なにしろ。昨年の展示会で「額装」というものが必要。というか、存在することを初めて知り
「絵そのままで展示する」
ことは、基本的にない。ことを教えてくださったのはこのお二人。であった。
「額装はどうされるんですか？」
という昨年の、みゆきさんの問いかけで初めて知った「絵は額に入れて展示&販売」という概念。ギャラリー界における常識。
「たまに、アフリカの作家さんの作品とかだと、そのまま展示されこともありますけど」
アフリカ？残念ながらスペインはヨーロッパなので、この枠には入れてもらえない。その横でクロ隊長は深くうなずきながら
「もう何度も言ったんですけど。聞いてないっていうか、耳に入らないんですよね」
そんなやりとりが交わされた一年前。に比べ、今回のなんというスムーズな搬入であることか。
もちろんそれはクロ隊長やみゆきさんがいてくれるからこそ。額やマットの用意、ダイレクトメールの制作や発送。
さらに値段のフダ、作品一覧リスト、作品カタログ、展示備品など、全てをこの日までにきちっと揃えてくださったからこそ。の、スムーズな流れ作業。本当にありがとうございました。
昨年は「目の前にある紙やキャンバス」に無造作に描いていたので、展示会場で搬入時になって初めて
「作品が額に入らない」「額を特注しなくてはならない」という大問題が浮上。もちろん今さら無理なので、そのまま私は飾ってしまったが、今回はちゃんと
「作品のサイズをあらかじめ、展示会の前までに伝える」
こともできたのだ。大満足。0点からいきなり50点（自己採点）。そんなの当たり前。と言うなかれ。
大切なのは少しずつでも「できるようになる」こと。スピードやレベルはどうでもいい。個人差があるんだから。自分の進歩に感激しながら進みたい（笑）せっかくの人生だから。
実は今回クロ隊長は個人的な用事があり、お会いするのはこの日だけ。
なので、翌日の搬入&会場作りの続きは、岡崎&豊橋から「助っ人」が登場する予定。はたして。（あさってに続く）
