地中海の天真爛漫なベガ

7月7日に始まる展示会「VegamoR (ベガモール)」。今回のテーマは「Vega(織姫)のAmor(愛)の物語」。

ふつうとちょっとちがうところはこの織姫
「地中海ラテン気質」
なので(笑)天真爛漫。そして情熱的。

7月7日。七夕。一年に一度の彦星との逢瀬。会いたくても会えない。そんな愛の形、宿命を背負ったベガ。

でも、しくしく泣いてたりはしない。泣くなら大泣き。全力で。そして地中海の雨のように、さらりと上がる。

機織りも苦手。それより踊りとワインが好き。

私の中で、どんどんふくらむベガのイメージ。彼女の思いを伝えたくて、書き綴っていたら、あっという間に
「50編の詩(つぶやき)」
になった。

そういうわけで、今期は詩と共に制作中。そして、ふと思う。今はまだ
「詩と絵」
の断片だけど、こうして物語は生まれふくらみやがて
「絵本」
という形になることだってあるかもしれない。

今の私は、ベガと共に生きている。7月7日に会える彦星を想って。

再会できるその日を想いながら、筆を握っている。

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