水着にビーサンでイカ墨パエジャ

先日、久々に「イカ墨のパエジャ」を食べたので紹介します。基本的にパエジャは二人以上で注文します。時間がかかるので(30~40分)テーブルについた時に、先に頼んでおくのがいいでしょう。

さて、パエジャを待つ間、まずは「ガスパッチョ」(写真四枚目)と「イワシの塩焼き」(六枚目)を注文。そしてビールで乾杯。サルー!海の風が気持ちいい~。

この日は「ビーチの中」にあるレストランだったので、水着で来てる人が大半!そういう私もTシャツの下は、実は水着。これから泳ぎに行くんだもん。その前に、まずはシエスタですが。

マラガの海沿いにあるレストランのいいところは、こうして「水着にビーサンでランチできる」こと。リラックスしてます。町全体が。こう、だら~っとした雰囲気(笑)。

気骨というものが、最近どんどんなくなっていく。溶けていきそう。暑さとのんびりした空気の中に。

さて、今日のランチのお相手は、ハビーとインマ。これから始まる「バカシオネス(夏休み)の話」で盛り上がる。聞けばインマは、旦那さんとスペイン東部へ旅行の予定。

「ももは、どこか行くの?」
「行かない。ずっとマラガ」
「ええーっ、夏休みでどこにも出かけないの!」
「もう日本に行って来たし、どこも暑いし、マラガには海もあるし」

すると、ハビ吉がぽろりと言った。
「あ、僕もマラガ。一週間」
現在マドリッドに住んでいるハビ吉は、格安特急券を入手しては、マラガまで不定期で帰って来る。

「じゃ、一緒にフェリア(マラガの夏祭り)に行こうよ!」
「いいよ」
「あ、でもセビジャーナス教室の先生&仲間と一緒に行くんだから。セビジャーナス踊れるよね?」
「えっ・・・・・」

「まさか・・・踊れないの?」
「昔、踊ってたけど、もう忘れちゃった」
「マラガっ子のくせに」
「世界中を旅してるからだよ。昨日オスロから着いた」

「踊れないなんて、つまんない」
「去年まで踊れなかったくせに」
そこでパエジャが来たので、話は中断された。が、食事の後ぽろりと
「ももの先生、個人レッスンしてくれるの?」

「頼んであげる!一緒に復習しようよ」
残念ながら、かわいく頼むモードはついていないので
「一緒に踊る機会なんて、もう一生ないかもしれないんだよ!」
と、人生哲学的に迫ってみる。

「フェリア直前に猛練習。って、なんかテストを思い出す」
しばらくぶつぶつ言っていたが、その横顔はまんざらでもなさそう。これなら、いけるかも。ふっふっふ。

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