ロシア美術館でカンディンスキー

四日間に渡るマラガ市主催の「展示会」も無事終了。で、最終日、作品を取りに会場へ。先生&仲間と挨拶を交わし、せっかくの日曜日なので、その足で「ロシア美術館」へ!

なにしろこの七月まで、マラガのロシア美術館では「カンディンスキー展」が行われているのだ。それも、日曜日の午後四時(もしくは五時)以降は入場が無料。オーレ!

マラガのセントロから16番のバスに乗り、約10分。無料だというのに、ややや、行列すらない。さすが、マラガ(笑)。みんなチリンギ-ト(海岸の魚介類レストラン)や海にいるんだろうな。

おかげで、館内はすきすき。写真も撮り放題。作品の前に何十分でもいられる。戻ってくり返して見られる、この贅沢!これはマラガならでは。

カンディンスキーの魅力は、私が語るまでもないので、みなさんの感性にお任せするとして。誰もいないのをいいことに、私は三回ほど見て回りました。最初はざっと。次はじっくりと。離れたり近づいたり。そして三回目は、部分的に。ぐっと近くから。怪しい(笑)

一時間ほど鑑賞し、休憩コーナーへ。あれま、ここも人っ子一人いない(四枚目)。写真をご覧ください。床にカンディンスキーの絵が!うわーすてき~。うちのリビングもできないかな。どうしたらできるんだろう。「床絵」やってみたいなぁ。

さて、マラガのロシア美術館では、映画の「無料上映会」もやっています(六枚目)なかなか座り心地もよく、冷房もきいていて、思わず眠ってしまいそう。な静けさ。マラガへお越しの際は、ぜひ訪れてみてください。

あ、大切なことを言い忘れてました。自分の油絵を引き取りに行った帰りに寄ったので、大きなキャンバスを抱えてロシア美術館に入場。もちろんそのまま展示室には入れてくれないので、入口で預けなければなりません。

「と、いうことは・・・」
突然、得もいわれぬ喜びが湧き上ってきた。
「私の絵は、ロシア美術館に置かれたのだ!」

その場所は、展示室でなく「預り所」ではあるが。ロシア美術館に置かれた私の絵。うーん。その事実に、しばし一人で感動し突っ立っていた。
「すごい・・・いきなりロシア美術館。か」

係のお姉さんに、お預かり札を手渡されても、まだ夢心地。「ぐふふふ」
という不気味な笑みの理由は、誰も知らない。

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「ロシア美術館でカンディンスキー」への2件のフィードバック

  1. カンディンスキーって知らなかったですが、色合いも画風もmomoさんが好きそうな感じですね。
    momoさんのTシャツも馴染んでる~
    ”ぐふふふ”・・・分かります、そのお気持ち。いつか現実になりそう。

  2. 自分の絵を持って「ロシア美術館」へ乗り込んだ者はそういまい。
    と、入口に着いてから、はたと思いました。
    「価値がある物はお預かりできません」
    って、言われてちょっと感動(笑)

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