これまた先月の話で恐縮ですが、近所のエル・パロ地区の花屋さんへ行ってきました。この日はいつものお姉さんのかわりに、お店のセニョールが直々に、すてきな花束を作ってくれました(写真一枚目)。
まず、花を選ぶのが楽しい。それを花束にしてもらうのがうれしい!抱きかかえて持って帰る道中の、なんとうきうきした気分。翌日のお披露目まで、家に飾っておけるのがすてき~(笑)。一人で盛り上がる。
これまで、花を買うのは「お祝い」ばかりだった。でも、昨年から私は「天国へ贈る花束」を、買うようになった。最初はべラ。そして母。そして叔母。この話はまた、改めて書きたい。まだ、言葉にうまくできないのですみません。
そして、この日はハビ吉と、マラガの田舎に車で出かけた。天国にいる私たちの家族に、花束を贈るために。
「海が見えるところがいいよ!」
というハビ吉の言葉で、高台にのぼる。すぐに汗が噴き出て来た。
「花束と一緒に、果物も持ってきたよー」
「えっ、ピクニックみたい・・・」
私たちは大笑いしながら、バナナとリンゴをお供えし、それぞれ手を合わせてお祈りをした。マラガの強烈な太陽の下、私たちの小さな儀式はひっそりと行われ、そして誰にも知られずに終わった。
「届いたかなぁ」
「クラーロ(もちろん)!」
ハビ吉には言わなかったが、実は天国からよく見えるように、この日の花は紅色のカーネーションにしたのだ。
母の日。私は、もう母に電話をしない。でも、母を想うことが、できる。大切な誰かを、心の中に住まわせておくことができる。それは、なんという歓びなのだろう。
ベラを、母を亡くして、それを知った。
心があたたかくなる記事を、有難うございます。
その人を思うことで、生き続けるんですね。
心の中で。
その色鮮やかな花束は、天国からも見えたと思います。
高台だし!
今度マラソンに挑戦しようかと思っています。
以前10キロを100分で走っていて
制限時間が6時間だから
けっこう練習しないとだめだね・・・・
momoさんてマルチタレントっていうのかな・・・
ピアノは練習中といっておきます。
きむらさん、Mayさん、ありがとうございます。
お二人の言葉に、いつも励まされています。
遠く離れたところから、こうして届くコメント。メッセージ。
その一つ一つが、かけがえのない花束のように思います。
池田さんこそ、いろいろ取り組んでいらっしゃってすごいことです。
ピアノにダンスにマラソン。なかなか体力がいりますね。
大切なのは、楽しみながら!マラガより応援しています。
本当に素敵な花束ですね! 私も最近はよく亡くなった方達の事をよく思います。実は記憶にはより濃く残っていたりして、実在している人達よりも。心の中では多く話かけているときも。ももさんは本当に近い人々を短い期間失い、そんな中、今素晴らしいエネルギー放っておられることに本当に頭が下がります。
ウェリントンに来てすぐ始めたボランティア先で知り合った女性がいるんですね、当時私は英語が全然分からなくて、でも彼女は一生懸命教えてくれました。
いつか友達になり、土曜にはよくウォーターフロントを一緒に歩きました。
私のおにぎりや焼き飯に喜んでくれました。
引っ越して間もなく彼女の訃報を聞いて・・・まだ61歳でした。
ウェリントンに戻ってきた今、まだ友達ができなくて、よく彼女のことを思い出します。今も隣にいてくれたら・・・って。
そこにいるだけで、まわりがパ~ッと明るくなるような人でした。
momoさんのブログも、言葉の花束で散りばめられていますよ。
Sさんのおっしゃるとおり!よく心の中で話をしています。
時々、声に出してもおしゃべりもしています(笑)
不思議なのは「よくこんなことを言っていたなぁ」というのを
はっきりと何度も何度も思い出すことです。
愛情のこもった言葉の数々。耳に痛い言葉も含めて。
きっと誰もが、そんな宝物のような言葉を抱えて
生きているのでしょうね。
Mayさん、大切なお友達を亡くされていたのですね。
心が温まるすてきなお話を、ありがとうございました。
その方のことを知らなくても、Mayさんがお話してくれたことで
より多くの方々の心の中で、お友達は生きることになったと思います。