マラガ的コーヒー事情

今日は「マラガのコーヒー事情」を紹介します。というのも、こうしてわざわざ書くほど、コーヒーの種類が豊富。まずは「コーヒーの名前一覧」をご覧ください(写真二枚目)。

「ソロ」「ラルゴ」「セミラルゴ」「ソロコルト」「ミター」「コルト」「ソンブラ」「ヌベ」。そう、コーヒーとミルクの分量によって、ちゃんとそれぞれ名前がついている!オーレ!(大自慢)

この大らかでおおざっぱなマラガで、このコーヒーにたいするこだわりはどうでしょう。というか「自分の好み」がはっきりしているのだ。すべてにおいて。冷たいドリンクだと「氷の有無」「氷をいくつ入れるか」まで、しっかり言うし(笑)。

さて、マラガでコーヒーを頼むと、基本的に縦長のグラスで出てきます(写真一、三枚目)。シンプル。飾りもなし。白皿にスプーンと砂糖袋が乗っかって。すごいのは、時々砂糖袋が二つついて来る(笑)。

一枚目の写真は、マラガで基本の「チーズ&ハムサンド」。どうです、見てください。この潔さ!外見にはまったくこだわらない、すっきりシンプルなサンドイッチ。これぞマラガ。

日本だったら、つい見た目をよくするために、味のしないレタスやトマトが入っていそう。しかし、ここマラガではそういう中途半端なことはしない。

見た目はおしゃれじゃないですが、食べてみるとこれが実においしい。濃厚なチーズの味に、パン生地にしみ込んだオリーブオイルが口の中で合体して・・・あぁあ。

サンドイッチが2ユーロ。コーヒーが1,5ユーロ。私はコーヒーはいつも「ミター」で頼んでいます。「ミター」とは「半分」の意。ハーフ、ですかね。

あ、最後の写真は、うちで作ったコーヒー。グラスに注ぐと、当たり前でが熱いので、透明カップでいただいてます。

マラガにお越しの際は、ぜひいろいろなコーヒーを注文して、楽しんでみてください。しかし何がすごいって、五、六人のグループのお客さんが
「私はソロ、僕はミター。えっと私はソンブラ。俺はヌベね!」
などと口々に叫んでいるのをメモもせず、ちゃんと聞いて運んでくるカマレロ(ボーイ)のみなさん。いつもながら、感心します。

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「マラガ的コーヒー事情」への2件のフィードバック

  1. 私はヌベでした~(元々コーヒー苦手な紅茶派)
    いつも思ってたんですが、なぜ取っ手の付いたカップじゃなくてグラスなの・・・熱いがね(笑)
    あとビックリしたのは、最初にコーヒーだけが入ったグラスが出てきて「ん??」ってなってたら、カマレロさんがミルクを注ぎに来てくれたこと。
    NZのコーヒーは”泡の量”で名前が違います。フラットホワイトは泡が5mm、ラテは1cm、カプチーノは3cmとか。エスプレッソマシンでミルクをジョワ~~ッとスチームしたものをコーヒーの上に注ぎます。
    上手なバリスタさんはこまかいマイクロフォームの泡を作るので最後まで泡が残ります♪
    (あとはエスプレッソ、トールブラック、アメリカーノ、モカチーノ、ホットチョコレート等があります)
    コーヒーの相場は4.5ドルで、サンドイッチは(飾りがはさまって、笑)7~15ドル。高い!

  2. そうそう!後からミルクを注いでくれることありますね。
    なんかもうふつうになっていて、気がつかなかった(笑)。
    コメント、ありがとうございます。

    NZのコーヒーも、泡つきでおいしそうですね!
    ただ値段が高いのにびっくりしました。
    マラガの三、四倍でしょうか(汗)
    スタバの値段でも私たちマラガっ子はおののきます。

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