8.白壁のディスプレイを眺める

アンダルシアの『旅の楽しみ方』、第8回目のテーマは
「白壁のディスプレイを眺める」。
白い村を歩いていると、ときどき「はっ」として思わず足をとめる、
すてきな「白壁のディスプレイ」に出会うことがあります。
アンダルシアの人たちは、白壁をキャンバスにみたて
それは美しくデコレートする名人。
絵皿、鉢植えの花、陶器、布、かご・・・など、
素朴な手工芸品を並べただけの、なんという温かさ。
「白壁」だから、これがまた映えるんですね。

お土産にするには重いんだけど、
手描きの「絵皿」は、やっぱりおすすめです。
1枚1枚、ハンドペインティングなので、 一見おなじに見えても、
微妙にラインや色の濃淡がちがう。
その「ふぞろいさ」が、人間的で、アンダルシアらしくていいのよね!

日本に戻り、ふたたび始まる忙しい生活の中で眺める、1枚の絵皿。
アンダルシアの。白い村の。
その瞬間、あなたの部屋に、あなたの心に流れ込む
あのおおらかな、乾いた空気。 呼吸の早さで流れる時間。
そんなアンダルシアのお土産を、
ぜひ持ち帰ってほしいと思います。

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