13.まんだらりん夜想曲

『ももの音楽づくり♪』、第13回目、最終回の今日は
わたしの作曲した『まんだらりん夜想曲(ノクターン)』を紹介します。

最初、この曲のタイトルは『まんだら夜想曲』だったんだけど
「じゃ、次、まんだらね!」
と、何度も演奏中、べラに向かって口にしているうちに、
ある日、突然口から
「次、まんだらりん、いくよ!」
って、出ちゃったのよね。愛知の三河出身ですから。
音調が「じゃんだらりん」と、よく似てるよねぇ。

さて、ここまで13曲を紹介してきましたが、
この「You Tubeプロジェクト」に快く協力を申し出てくれ
1ヶ月ものあいだ、本業のあいまをぬってせっせと
「膨大な量の写真」をわたしといっしょに整理し、番号をつけ、
タイトルやクレジットまで作ってくれた
『ピアノ教室の生徒のそのお父さん』に
心から感謝をしたいと思います。
自営のフリーランスとはいえ、オフィスに何度も現れるわたしに、
少しもいやな顔をせず、パソコンの前で何時間とねばってくれた
アルミンさん、本当にありがとうございました。

さて、今回紹介するの『まんだらりん夜想曲』。
ホテルでときどき、弾いていますが、
実は、わたしが1年前から書き始めた「お話の挿入歌」です。

そのお話は『Oriental Nights~東方千夜物語』といい、
侵略で住む土地と家族を奪われ、オリエントの土地を点々とすることになった
一人の少女の旅の物語です。
この小説に登場する勇気ある人物たち一人一人に、
「曲を作って捧げたい!」
というのが、お話が「音楽つき」になったきっかけです。

物語はフィクションですが、それぞれちゃんと「モデル」がいます。
彼らはみな、どんな脅迫にも侵略、社会的抹殺にも負けず
「人間性」「真実」のために闘っている人たちです。
時間があるときに少しずつ書いているので、なかなか進みませんが
いつか「小説」の形になることを信じています。

侵略によって住む土地を、家族を奪われたすべての人々に、
この物語と音楽を捧げます。
何百年、何千年と続いたオリエントの文化が、彼らの笑顔が、
奪われることがありませんように。

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です