バルセロナへの招待

CIMG3730 CIMG3740 バルセロナに住む
べラの親友・ルイスから
昨年は週末必ず
判を押したように
電話があった。

「コモ・エスタス・
プリンセサ?」
(元気かい、お姫様)
で始まる定期便。

私のことをプリンセサと
呼んでくれるのは
ルイスだけなので
私も彼のことを
「ドゥーケ(公爵)」と
呼ぶ。
奥様のマリは横で
大笑いしているけど。

さて、そのルイスから
「バルセロナへ招待するから
いつ来れる?」
との電話が。

せっかくなので5月末の
「ドゥーケの誕生日」に
会いに行くことに。

あれから、もう一年。

去年はべラと行って
ウルグアイ風バーベキューをしたり
ルイス家のリビングで
バイオリン&ピアノの演奏をしたり
帰りの飛行機に乗り遅れ
空港で8時間待ったり
その間、べラはラウンジで
バイオリンを弾いてたっけ・・・

あれから一年。
思えば、あれが私たちの
最後の旅行であり
最後のライブだった。

最後の飛行機にまで
乗り遅れるなんてべラらしい。
いつも動作がのんびりで
急ぐのが苦手だった。

いろいろなことが思い出されて
胸がいっぱいになる。

せっかくなので今回は
マラガからバルセロナまで
スペインが誇る特急「AVE」で
行くことにした。

マドリッドを経由して
のべ5時間ちょっと。
飛行機なら1時間だけど
ずっと列車に乗ってみたかった。
大きな窓から景色が見えるし
ゆったりリクライニングシートで
「スペイン一人旅」
を実感してみたい。

ルイスに会ったら
泣いてしまいそうで
今から涙腺をきつくしめている。
でも、だめなんだろうなぁ(笑)

「バルセロナへの旅」の様子は
また写真入りで紹介します。

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