iPodの特訓

今年の夏に日本帰国した際、「iPod」を購入した。もちろん、買う瞬間まで、いや買ったときも「それが何か」わからないまま。横にいたクロ隊長に「これです」と指さされた品物を、「ください、買います」とお店の人に伝え、支払いを済ませ、「お待たせいたしました」と手渡された時でさえ、まだそれが何なのかわかっていなかった。恐ろしいことである。

その後、クロ隊長&後藤KKによるレクチャー(というか、単にパスワードを作るとかいうレベル)が行われたが、私は全身から見えない汗を垂らしながら「ははぁ、おぉおー、うわぁ」などという、うめき声を上げているのが精いっぱい。正直ほとんど何も理解していなかった。が。テーブルを挟んでこちらを見つめるお二人の困惑した顔を見上げながら「これは、なんとしても使えるようにせねば!」と、心の中で密かに誓った。

で、所変わって、スペインなのである。9月から「iPod」の講習はいきなり開始された。クロ隊長による手作りマニュアルが数日おきに判を押されたように送られて来る。iPodの操作をしていると緊張して、知らぬ間に息を止めているらしく、妙に息苦しく途中でハアハアしてしまう。

しかし!マニュアルのすばらしさにつられ、なんだかやる気になってしまうのである。そのわかりやすさたるや、写真に←、番号がつけられ操作の場所と順番が一目瞭然。こんな本があったらどんなにいいか。

なんとか日本語でメッセージが送れるようになり、指で文字盤を押しても誤字脱字が少なくなってきた。写真の撮り方、保存&削除、アップの仕方、送り方。本当に一つ一つが手とり足とり。クロ隊長のおかげでなんとか、毎日ブログをチェックするところまで行き着いた。

なんだか感無量。たぶん、まだ始まったばかりなのだろうが、パスワードの入力に30分もかかっていた頃が、はるか遠くに思える。あれは本当に自分のことなのか。クロ隊長、ここまでありがとうございました。引き続きよろしくご指導お願いいたします。

CIMG1234  CIMG1242 本文とは関係ないですが、鉛筆をかじるオウムに困っています。

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