生徒のJさんはお医者さん

先週、べラの「腰の検査」が
一向に進まないことを書きましたが
みなさん、おぼえておられますでしょうか。

スペインの医療事情は
ここ数年、ひどくなるばかり。
まぁ、郵便事情も悪く、荷物は届かないし
学校の図書館は閉まっちゃうし・・・と
スペインのいたるところ
「機能しない」ことだらけ。

そんな中、医療は直接
健康、命にかかわることなので
本当に困ってしまう。

レントゲン写真をお持ち帰りした後
いまだ、「ファーストオピニオンの返事なし」。

バルセロナの友人にレントゲン写真を送り
「セカンドオピニオン」を聞くことができたが
やっぱり、「次の検査」が必要である。

そこで、Jさんの登場~!
Jさんは、べラのバイオリンの生徒であるが
職業は、お医者さん。
それも、整形関係らしい。

「レントゲン、だけ?」
写真を見せると、しばし絶句。
バイオリンを弾いていた時とはまるで異なる
ドクターらしい鋭い表情に。

「精密検査が必要だね」
「でも、少なくとも3か月待ちって言われて・・・」
「僕に、任せて。検査の予約入れておくから」

そして、その一週間後
「検査に来てください!」
と、本当に電話がかかってきた。

いつもは「キラキラ星」など
大笑いしながらベラと練習しているJさんであるが
本当に、影響力のあるお医者さんだったのだ。

(来週につづく)

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「生徒のJさんはお医者さん」への2件のフィードバック

  1. ドクターJ、素晴らしい。3か月と1週間では大違いですものね。

  2. 「ありがとう~!クロさん。検査に行ってきます」(ベラ)

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