テラルの演奏

昨日、熱風『テラル』の中、ホテルへ演奏に行ってきました。
すごかった。何が、って、夜が近づくにつれ、気温がどんどん上がっていく。
ふつうは夜になると『下がる』と、わたしたちは無意識に思っているが、
熱風テラルに、常識は通用しない。
35~38度くらいの、どよ~んとした空気の中で弾いていると
次第に意識がぼんやりしてくる。集中するのが非常に難しい。
「あやややっ・・・」
って、ふだん間違わないようなミスが、立て続けに起こる。
というか、一瞬『自分が何してるのかわからない』ので、
演奏は完全に『自動演奏』になっている。
弾きだしたときは、何の曲かおぼえているが、一瞬『意識を失ったあと』
「あれっ、何の曲だ、これは・・・」
って。その間も、指は鍵盤の上をなめらかに滑っているので、
「すごいなぁ」
と、人間の能力に感心する。
こんな状況になって知る『ヒトの隠された能力』、うう~ん。
って、人体実験してる場合じゃないぞ。

家につくなり、衣装と靴を脱ぎ捨て、ベランダでビール。ああ~、生き返る!
どうか明日は、テラルがマラガから移動していてくれますように。

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