うちのピアノレッスンに来る子供たちは、みんなオウムが大好き。まずうちに着くなり
「オウムはどこ?」
「早く連れて来てー」
「ピアノを弾けばやってくるよ」
が私のいつもの答えなのだが、あながちまちがってもいない。
弾いていると音楽につられて、確かにオウムはやってくるのだ。レッスン室まで。よろよろと床を歩きながら。
子供たちがピアノを弾く間、じっとピアノの端にとまって音楽を聞いている。あくびなどしながら(笑)いい生活だな。
それに飽きると、ときどき自らピアノの上へ!自分で鍵盤を踏んで音を出す。
小走りすると
「ド、ミ、ファ、ソ、シ~」
って、フレーズに(笑)。
写真のシルビィは「オウムがいないと始まらない」ので、デスクで音符の勉強をするときもこうしていっしょ。よく、邪魔にならないなぁ。
笑えるのは、二人ともまったく別々のことを、それぞれマイペースで、黙々とやっているその共存ぶり。あぁ、こんな狭い机の上で。
今年は秋にもピアノ発表会があります。
みんな、がんばろうね。