2022年の作品群

【一日一作プロジェクト】2022年の作品群を紹介中。お腹ぺこぺこだったけれど、伊奈波神社の隣にある善光寺へ。

「聖獣があちこちに」

心奪われる〜。屋根、軒、梁などに配された獣、龍、鳥。それは守りの手。見張りの目。奥の稲荷には狐が。今年のもも作品の中心的モチーフは「聖獣」。

「彼らに会いに来た」

のをはっきりと感じる。その息づかい、意味、役割、存在感にエネルギーをもらって。みんな、パワーをありがとう〜。さて。ランチする場所を探してふらふらとあてもなく歩いていると

「街中に水路を発見」

思わず橋の上で立ち止まる(写真)。こんな街中に水と風の通り道が。美しい〜。正面突き当たりに浮かび上がる高層ビルとのコントラスト。岐阜市街には、新旧がすばらしいバランスで混在、共存している。橋の上でひと休みしていると

「あれ?ここ、飲食店なのでは⁉︎」

水路の右側にある大きな窓ガラス。そこからテーブル席が見える(写真)。えっ、まさか。呼ばれていたのか?よろよろと入口に近づいて行くと

「ランチメニューひとつだけ」

という不思議なお店。それも、丁寧にすり鉢ですった自然薯、岐阜県産の無農薬野菜を使った麦とろ定食。ええやん〜。さっそく中へ。

「レトロな雰囲気の中、ジャズが流れてる〜」

すっかり気に入り、のんびりまったり。お料理もおいしくて大満足。朝から歩きっぱなしだったので、ひと休み&エネルギーチャージ。ここからホテルへは

「バスで帰る」

はずだった。けれど、お店を出てバス停の方向へ歩いているうち、不思議な光景に遭遇。

「切り株がいくつも」

それも直径50センチ前後。テーブルになりそうなほど大きい。かなりの大樹だったことがわかる。ずきりと心が痛む。樹齢はどれくらいなんだろう。

「1、2、3、4・・・えっ、まだあるの?」

どこまで続くのだ、この切り株。いったい何が起こったんだ?切り株から見えない血が流れ出している。そのむき出しの姿に、だんだん息苦しくなってきた。

「5、6、7、8・・・・ええーーーっ」

いくつあるんだ⁉︎なんなん?ついに足を止める。なぜ?どうして?この道は、伊奈波神社へまっすぐ続く旧参道のはず。傷をむき出しにして。なんて痛々しい。

「どうして切られなければならなかったのか」

ここまで育つのに、どれだけの年月がかかったことか。この町を見つめ、歴史を見守り、記憶を吸い込んできた大樹たち。

「切り株を触り、なでながら歩く」

ありがとう、と伝えたかった。ごつごつとした太い根が、今なお大地をつかみ、かろうじて呼吸している。神樹。どうしてこんなことに。どんな理由があったのかはわからないけれど、あまりにも無惨。

ショックでふらふらと歩いているうちに、バス停を通り越してしまい、気がついたら大きな建物の前に。ん?どこ?えっ、岐阜市役所?

「ええい、もうホテルまで歩いてしまえ」

結局、岐阜公園からホテルまで歩ききり、14000歩。ホテルに着いてひと休み。実は、先日の畑仕事で左肩を少し痛め(スコップやクワ作業で)

「ホカロンを貼って」

自力完治中。左鎖骨から左肩にかけて、動かすと痛みが走る。しばしベッドにひっくり返り、マッサージ&ひと休み。2時間後にはいよいよ待ちに待ったフラメンコディナーショーが。

その時、私はまだ知らなかった。まさかショーの終わりに、嬉々として舞台へ上がり、大喜びでセビジャーナスを踊ることになろうは(笑)←左肩が動かんかったんやないんか〜。

岐阜レポートは明日に続く。みなさま、すてきな日曜日を。

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