夜の腕

【一日一作プロジェクト】「夜の腕」を作った。まずは皆さま、昨日より沢山のメッセージをありがとうございます。中日新聞「くらしの作文」に掲載して頂き、沢山の方々より励ましをいただきました。父に代わりお礼申し上げます。

さて。最近、夕食前のリラックスタイムに、テラスでぼんやり夜空を見上げている。

「南の空に浮かぶ、あの明るい2つの星はなんだろう」

1つはまちがいなく「金星」。やや西寄りの空にさんぜんと輝く。ハンパない明るさ。その反対の東寄りの空、やや高めの場所に輝く星が1つ。

「あれは何なのかなぁ」

まるで知識がないので「南の空に浮かぶ2つの星」と打ち込み、インターネット検索。するとなんと!出てくる出てくる〜。

「こ、こ、これはどうやら『木星』らしい」

どうりで大きく明るいわけだ(←違ってたら教えて下さい)。そして今日も作業を終え、金星と木星を眺めていると

「待て待て。木星の下方向にある、あの明るい星は何なのか」

金星、木星、と来たので、次もまた惑星?いやぁ、まさかね。またまたインターネット検索。明るいとはいえ、最初の2つよりはずっと小さく輝きは劣る。しかし。驚きの結果が。

「え、ええっ、土星?」

こちらは自信がない。記事をいくつか読んでも、確信には至らず。でも、読んでみると土星っぽい。夜空に詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

その横で、オウムはプチトマトをじっくり観察中。先日、思いきりかぶりついて「甘くなかった」記憶が、あの灰色の脳みそによみがえっているのか。

「果物か、野菜か。それが問題だ」

まじめな表情(笑)。今年のマラガは、10月なのに連日「夏」のような陽気。「こんな10月は初めてかも」とマラガっ子の友達が小首をかしげる。

「夜の腕」

夜の中に、吸い込まれていく緑。闇は、色を閉じ込める。夜の腕が、光を色を眠りにつかせる。

はるか30年前、沖縄のとある島で見た星空は忘れられない。浜辺に寝っ転がって、何百、何千という星々をひたすら眺めた。すいっ、すいっと数分ごとに落ちてくる流れ星。

スペインであんな星空を見たことはない。マラガを離れ、田舎や山岳地帯で夜空を眺めてみるのもいいなぁ。今年はそんな機会を作ってみよう。

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