港ランチ&パシオン鳥

【一日一作プロジェクト】コースターにペイントして「パシオン鳥」を作った。今日は久しぶりにカルメンとマラガ港へ。青空の下、お散歩&ランチ。

「おいしい魚介類のお店があるから予約しとくね」

カルメンの提案で、マラガ港内にあるおしゃれなテラスレストランへ。青空、地中海、船を眺めながら〜。ヤシの木陰で。なんという贅沢。まずはビールで乾杯。

「こうして無事でいられることに!」

コロナがスペイン生活を根こそぎ変えてから、私たちは一緒に食事をするたび、乾杯のグラスを重ねるたび

「再会を感謝する」

ようになった。まさに「一期一会」の精神に、一気にたどり着いたのだ。昨年のスペイン全土完全ロックダウンの後。今の私たちは「祈りと感謝」に満ちている。

「たとえすぐそばにいる友人でも、明日、来月、来年。もしかしたら会えないかもしれない」

それをはっきりと意識して生活している。だからこそ、飲み、食べ、笑い、おしゃべりし、日差しを浴び、そよ風に吹かれ、この瞬間を全身で満喫する。

「おいしーーーーっ!」「でしょ」

すばらしいお料理の数々。感激。だいたい店内に置かれた「魚介類ショーケース」が、ただものではない。何を頼んでもおいしい〜。引き続き白ワインで乾杯。

「うれしいことも、悲しいことも」

私たちはゆっくりと話し合った。笑ったり、悲しみを分かち合ったり。それが、青空の下だと、そよ風や木陰に抱かれながらだと

「この世を流れる大きな流れに身を任せよう」 

と思えてくる。考えても、悩んでも、心配しても仕方ない。生かされていることに感謝して、毎日ひたすら生きるのみ。

「これプレゼントのコースター。使って」「ええーっ、家で飾るよ」

結局、お持ち帰りされることに。素材が紙だからなぁ。濡れても大丈夫な素材でいつか作りたい。何回も使ってもらえるように。

「食後の散歩にマラガ港を歩こうよ」「その着物いいねぇ」

カルメンが写真を撮ってくれる。から、ポーズだって決まる(笑)。全て「フラメンコ風」だけど。オーレ!

名古屋の「コメ兵」で買った古着物がやっと着られた。うれしい〜。風になびいて、ひらひら〜。何も考えず階段を登っていたら

「裾を持ち上げないと汚れるよ」

カルメンに教えられ、そっと太もも辺りで着物をつまみ上げる。その状態で階段を登っていると

「なんかプリンセスみたいじゃない⁉︎」

舞踏会かよ。と、自分で突っ込む。カルメン、楽しい1日をありがとう!楽しい時も、悲しい時も。いつまでも私の友達でいてね。

Carmen muchas gracias por ser amiga mía. Seguiremos adelante siempre con ánimo y paz. Que lujo tenerte a mi lado! Besos 

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