【一日一作プロジェクト】あやこさんに頂いたレモンで「呟きリモン」を作った。今日はハビ吉とランチ。「どこに行きたい?」と尋ねるや即答。
「焼きイワシが食べたい!」
これぞマラガっ子(笑)春はイワシが連れてくる〜。さっそく海岸通りのチリンギートへ。お店ごとに用意された
「ボートを改造した炭火焼きコーナー」
で、お兄さんがひたすら魚介類を焼いている(写真)。コロナ規制で「県をまたいでの移動は禁止」なので、マラガ県人のみ。平日は予約なしで座れる。
「ひなた?それとも日陰?」
レストランに着くと、必ず聞かれる。「どちらの席にご案内しましょう?」。太陽を浴びたいのかどうか。もちろんマラガでは
「ソル(直訳すると太陽。つまりひなた席)
から埋まっていく。直射日光ガンガン。3月とはいえ、照りつける日差しハンパなし。スペイン全体の傾向として
「シミより太陽」
なので、色白王国ニッポンと違い、日焼けしていた方が健康的。あんまり肌が白いと「大丈夫?顔色悪いよ」的な(笑)。
ストリートミュージシャンが、ギター片手にフラメンコを歌ってくれる。オーレ!すてきな歌声に、感謝のチップを手渡す。
ハビ吉は、今年初のイワシに大感激。私は2回目。ビール片手に魚介類を堪能していたら、調子が出てきて
「あ、今カスタネット持ってる。ハビ吉、ちょっと聴いて!」
今週習ったばかりの技を披露。リアリア・ピタ!リア・ピタ・リア!(←カスタネット用語のかけ声)。他のお客様の迷惑になるかなぁ、と思ったけれど、お店のお兄さんは
「おっ、できるね。リズムでわかるよ」
と、ほめてくれた(笑)。イワシに太陽に、フラメンコギターにカスタネット。もう最高じゃ〜。コロナのこと、一瞬忘れるよ〜。
「これぞ、マラガっ子の命の洗濯」
ランチタイムに(笑)心をさっと洗う。さて。お腹いっぱいになった後は、お茶しに移動。クルマが停められて、景色のいいところがいいよね。
「あ、いい場所がある!」
きらりと目を輝かせるハビ吉。そう。仕切り屋の、彼に任せて、おけばいい(今日の一句)。
「もも、週末あいてる?」「寒波が来るみたいだから、家にいる予定」
その時、私はまだ知らなかった。寒波襲来の最中に、ハビ吉が「とんでもないプラン」を用意していることを。(明日に続く)