【一日一作プロジェクト】カリグラフィアート「光芽(ぴかりめ)」を作った。最近、日に日に陽が長くなり、暗くなるのは午後7時半過ぎ。
「つい動き過ぎてしまう」
明るいから。アトリエで動き回り、ふと時計を見ると
「えっ、もう8時前⁉︎」
あわてて絵の具だらけの手を洗い、作業着を脱ぐ。そのままキッチンへ走り、夕食の準備。基本的に
「夕食をわざわざ作ることはしない」
ので、昼間の残りを温めて食べる。もしくは「炒めるだけ」とか。スペインはランチがメインなので、夜は軽め。なのだけど、私の場合
「もう余力が残っておらず」
軽め。ま、消化もしやすいし、腹7分目の方がよく眠れるし。なんなら翌日の朝食をがっつり食べればいい。にしても、すっかりオーバーワーク。昨夜はなんと夜の10時に寝てしまった。
「遊び疲れた小学生か!」
友達Cさんが、突っ込んでくれるから笑い話になるが「夜飲みに行く」のはもう無理かもしれない。コロナ規制で、夜出かける習慣が全くなくなってしまったのだ。
「そういえば、来週末から『サマータイム(夏時間)』が始まるのではなかったか?」
そうなると、スペイン全土で「時計の針を1時間進める」ので、さらに日の入りが遅くなる。つまり
「7時半に暗くなっていたのが、1日を境に8時半に!」
これはかなりの衝撃で、わかっていても毎年「おぉお〜」ってなる(笑)。小さな子供たちの声が、夜9時過ぎに表から聞こえ始めると
「あー、春が来た」
的な。昼間は20度近くまで上がり、オウムは水浴び。羽を乾かすその横で、新作を猛ペイント(写真)。新しい作業が始まると、必ず見に来るオウム(ふまんといてね)。
壁もテーブルも、制作中の作品でいっぱい。どこも覆われた状態だけれど、4月から作業場を一新する予定。ひっぺがすぞー。楽しみ〜。
「光芽(ぴかりめ)」
「緑の大地」の上に「光」が降り注ぎ、そこから「芽」が生える。三段重ねのカリグラフィアート。
日本もいよいよ春ですね。梅、桃の次は桜かぁ。いいなぁ。どうぞみなさま、花粉に気をつけてお過ごしください。