ボトルペイント・己花

【一日一作プロジェクト】ボトルにペイントして「己花(おのればな)」を作った。私の作品があまりに色鮮やかなのに驚きと不安を感じた方々が、時々尋ねてくださる。

「あの、ペイントする時にドラッグは使いますか?」

もちろん使っていない(笑)。ペイントする時も日常生活でも。たとえ作品はビビッドカラーに溢れていても「幻覚キノコ」を食べながら描いているわけではないのだ。

たぶん。私のライフスタイルがボヘミアンなので、そう思わせてしまうのかも。驚かさないよう「キャンプみたいな家ですよ」とお断りしてから、ドアを開けている。

「テレビもソファも、電子レンジもオーブンもなく」「作品、画材で、テーブルも壁も床もいっぱい」

「歩く場所もなく」「休憩は天気がよければテラスで。雨の日はベッドで」

そこしか、体をくずせる場所がないのだ。と説明するが、怪しさは増すばかり。制作中にドラッグを使う目的はたぶん

「ひらめき、アイデア、高揚感、やる気、非日常性、集中力、冴え、キレ」

などだと想像するけれど、それはありあまるほどあるので、正直私がほしいのは

「食事や段取り」

なのだ。ドラッグより。料理、手続きや書類、物事を順序だてて進めることが、まるでダメ(涙)どうにかならないものか。ドラッグは言ってみれば

「日常から非日常への旅」

だと想像するが、私のように「非日常がメインのメンタリティ&ライフスタイル」の場合、必要なのは

「日常への旅」

そういう意味で、オウムは私をこの世に戻してくれる「使者」なのかも。それも数十分おきに(戻しすぎや〜)。

しかし、グレー1色のボディって、ペイントしたくなる〜。いろんなバージョンで。フラメンコの赤い水玉とかどう?(笑)尻尾の赤とおそろいで。

あ、ちなみにこの茶色のボトル、ビールです。スペインのバルでビールを頼むとこのサイズ。手のひらにおさまる感じがいいんだよね〜。

グラスに注がず、そのままラッパ飲みしてもOK。それは個人の趣味、嗜好であって「お行儀」とは関係ない。ラッパ飲み派、私の周りにはけっこう多いかも。

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