お祝いランチ&ハグ星

【一日一作プロジェクト】コースターにペイントして「ハグ星」を作った。20年来の友人インマと海岸沿いのチリンギート(魚介類レストラン)へ。

「焼きイワシ食べよ〜!」「めちゃ久しぶり」

思えば、ついこの間まで飲食店は全て閉まっていたんだよなぁ。数ヶ月ぶりの焼きイワシに、春の訪れをしみじみと感じながら

「乾杯!」「フェリス・クンプレアニョス」

私たちが出会い、最初にお祝いした時はまだ20代だった。20回以上、こうしてお祝いしてきたんだなぁ。ここまで来た感がすごい。

「昨年の誕生日、おぼえてる?まだコロナウィルスが広がる前で」

インマがぽつり。そうだった。マスクもなく、お隣イタリアのコロナ感染ニュースに耳をそば立てている頃だった。

「まさかあのわずか2週間後に、世界が一変してしまうなんて」「外出禁止令が出され、ロックダウンがこの国に発令されるとは!」

スペイン中の誰も思ってもいなかった。はず。第三次世界大戦。空から爆弾は降ってこないが「長くて恐ろしい何かの始まり」を、はっきりと感じていた。

「外出は1日1時間のみ」「早朝か夕方の決められた時間内で」「自宅から1キロ圏内」

あの時に比べれば。今の私たちは「あの時よりマシ」。何度、その言葉をくり返し、ここまで生きのびてきたことか。

「まだ日光浴はできるし、空気も吸える」「こうして会うことだって」

海を見ながらのんびりおしゃべり。それが何よりのプレゼント。チーズケーキとにんじんケーキ。ロウソクの灯りは、お店のイケメンお兄さんが点けてくれた。

ハグの代わりに「ハグ星」コースターで。インマ、20代の頃から友達でいてくれてありがとう。何があっても前を向いて歩いて行こうね!(写真はNGなので私だけ)。

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