雪月樹夜

【一日一作プロジェクト】石にペイントして「雪月樹夜(ゆきづきよ)」を作った。いきなり質問ですが、みなさんは

「指をパチンと鳴らすことはできますか?」

親指と中指を強く擦り合わせて「それだ!」みたいな時(?)にやるパチン。あ、日本語では「指パッチン」だったかも。と今、書きながら思い出してきた。

「あの乾いた、すてきな音はどうやったら出せるのでしょう?」

スペイン人の「指パッチン率」はめちゃ高く、私の周りに限定すると80%以上。じゃあ、お友達に聞いたら?とおっしゃられることでしょう。が!

「簡単にできる人、気がついたらできていた人」

はプロセスを教えてもらうことができない。最初はできなかった人が、いろいろ試した結果

「こうしてみたら、できるようになりました!」

が聞きたいんです(力説)。なぜ、こんな一見「どうでもいいこと」に全力で向き合っているかと言うと、実はこの指パッチン

「フラメンコを踊るのに必要&重要!」「音が出なくてもマネしてればいいよ」

と、先生に許して頂いていたものの、教室で指パッチンできないのは私1人だけ(涙)。ロックダウンでダンス教室がお休みの今こそ

「指パッチンできるよう練習だ〜」

いろいろな角度、強さ、スピードで試してみた。なんとなく「ひっかかる」感じは、つかめた気がする。が、問題は「利き手」だけではなく

「両手で指パッチン」「それもステップを踏みながら」

遠いな。利き手じゃない方なんて、力も入らない感じ(涙)。これで指を痛めたら大変なので、無理せず5分練習。ロックダウン解禁日には

「両手で指をパッチン、パッチン鳴らしながら」

表に飛び出して行こう!その時のBGMはもちろん「幸せなら指ならそう!パチッ、パチッ」(←フラメンコじゃないんかい。笑)。

「雪月樹夜(ゆきづきよ)」

マドリッドの大雪が溶けるのに、1週間以上かかった。らしい。この冬、私が見た唯一の雪はグラナダ。テレサ叔母さんとハビ吉ママのふるさとアルデイレ村。

あの日、車から降りた私たちを、迎えてくれたのは「雪」だった。ふわふわと白い羽が舞う。まるで、天使に肩でも叩かれたような。

尼僧のテレサ叔母さんといると、不思議なイメージが湧く。今度会えるのはいつだろう。もしかしたら、季節が変わっているかもしれない。

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