ライブペイント&ランチ

昨日の続き。マドリッド二日目。
「ひたすらのんびり&じっくりと展示会の内容を考える」
という予定のはずが、いきなり友人七人集まっての日曜ランチ。それも
「私がシェフ」
なのである。

いったい、当初の予定であった
「のんびり&じっくり」
は、いったいどこへ。マドリッドに着いてからというもの、すべてがハビ吉のペースで進んでいく。

基本的にマイペースの私(水瓶座)を、さらにマイペースに巻き込む水瓶座(ハビ吉)。恐るべし。

本日のメニューを紹介しましょう。
「スパイシー&クリームチキン」
クミン、カレー、シナモン、ショウガ、にんんにく、塩・砂糖で味付けしたチキンを調理。最後に生クリームを入れて軽く煮る。これにご飯を添えて。

「チリ風のサラダ」
チリ人の友人に教えてもらったサラダ。トマト、ピーマン、玉ねぎ、キュウリなどを細かく切って、レモン、シアントロー、塩、オリーブオイルであえる。この汁にパンをつけて食べるのがたまらない~。

「オリエンタル風エビ焼きそば」
とは言うものの、オリエンタル麺がスーパーで見つからずパスタで代用。野菜たっぷり。やはりここにもショウガ、にんにくをいっぱい入れる。エビは殻をむいて別で炒め、最後に混ぜ合わせる。

この他にも、ハビ吉が「ガスパチョ」と「ハムの盛り合わせ」を用意。いきなり決まった企画の割には豪華なランチとなりました。

さて、今回私が用紙したのは、料理だけではありません。実は一人に一枚
「ランチョンマット画」
をペイント(五枚目)。ものすごい勢いで描いたので、ちょっと乱れてますが、大切なのは気持ち~。

実は今年、私の中で秘かに決意したことがある。
「アートで暮らしをふわりんする!」
とうたっている以上、それを
「いつでもどこでも実践する!」
のが、筋ではないか。

というわけで、いつでも「ポスカ」を持参。バッグに常備(笑)。
「アトリエにいる時だけ、アートしていたってだめだ」
「創作や感動を、今分かち合うことに意味がある」
「アートは人を結ぶ」
「アートは行動だ」

そうして、この新しい習慣が生まれた。
「絵を描こう!」
と言うと、最初はみんな
「えー、できない」
「ずっと描いてないからなぁ」
などと言う。

でも、いったん描き始めると、とても生き生きとした表情になる。そして、すばらしい笑顔があふれてくる。

結局、ランチョンマット画は使ってもらえず「お持ち帰り」に(笑)。
「使わないと意味ないじゃん」
「でも、汚れちゃうから」
「食事のしみもまたアート!」
「んなわけないでしょ」

ペンにも慣れ、やる気になってきたところを見計らって
「これからみんなでマンダラを描きます」
「ええーっ」
「ルールは一つだけ。真ん中から外に向かって、一人ずつ順番に重ねて描いてきます」

そして、できたマンダラ図がこちら!(九枚目)。どうです、なかなかのものでしょう。下描き、いっさいなし。一度きり。一期一会。

「一つのものを、一緒に作り上げる楽しさ」
これはちょっとしたデザートより、絶対盛り上がる~。

最近こうして、友人たちと一緒にライブペイントをすることではっきりとわかったことがある。
「アートは生き物」
ということ。

作品だけが、アートではない。
「作るプロセス、そのものがアート」
そして、アートは最高の遊び友達なのだ。だからこそ、名古屋の展示会&ワークショップでもこうした
「テーブルアートペイント」
をぜひやってみたい。

ランチョンマット、テーブルクロス、ボトル、お皿、なんでもOK。大きな
「クリスマスまんだら画を、ぜひご一緒に!」
12月23(土)と24(日)に「レンタルギャラリー池下2112」にて、お待ちしています。
「アートで暮らしをふわりん」してみませんか。
(明日に続く)

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