手作りコロッケに挑戦

今日は、マラガ風「手作りコロッケに挑戦!」の話です。この日の会場はプーラさんのお宅のパティオ。そう、中庭です(写真1~3枚目)。自然光がいい感じ~。

今日の生徒はハビ吉と私。聞いてびっくり。仕込みの大半は、実は前日に半日かけてやるそうな。チキンを丸ごと使ってスープを取り、その身をすりつぶして具を作る。それが冷めるのを待って・・・と説明を聞いているだけで、気を失いそうになる。

「ちょっと、メモメモ・・・」
とごそごそやっていたら、ハビ吉が胸を張り
「僕、昨日ここに来て一緒に作ってたんだ!後で教えてあげる」
「はぁあ?」
だったら、私が作れなくてもいいか。などと思えてくる。関係ないけど。

さて、この日は出来上がった具(タネって言うんでしたっけ?日本語が怪しい)をスプーンですくい、パン粉や卵につけて
「もう後は揚げるだけ!」
の状態にする。というのが、私たちの担当。

最初はもたもた。で、全然進んでいかない。
「そこに置いたら、卵つけたかどうか見分けつかないじゃん」
「だんだんサイズが大きくなってるよ」
「ちょっと、パン粉のまん中に置かないでって」
「どうして卵をくぐらすのは、いつも僕の仕事なんだ」

まったく個人作業は得意なのだが、二人三脚は不得意。な水瓶座(二人とも)。それが、どうであろう。いつのまにか作業に集中して無口になり、黙々と続けているうちに「流れ作業」になっているではないか。

ちょっと感動。自動化されていくと、スピードも上がり、さらに仕上がりもきれい。おもしろい~。そこで、プーラさん登場(三枚目)。
「なかなか上手にできたね」
と、ほめてくださる(涙)。スペインではどこの家庭にもある「フライ器」で一気に揚げます。コロッケが終わったら、ついでにイワシも揚げちゃいましょう(四枚目)。

さて、揚げたて熱々のコロッケ&イワシをお待ちかね!のみなさん。家族集合写真がこちら!(五枚目)。表情豊かだな~(笑)。おおざっぱで大らかなマラガの人たち。この日は、「アホブランコ」や「パエジャ」もテーブルに並びました(6,8枚目)。

食事がひと段落すると、ハビ吉がアイフォーンを取り出し
「これが、回転ずしというもので・・・・」
「もものパパは吹き矢をやっていて・・・」
「奈良では鹿が放し飼いにされていて・・・」
と、日本の文化習慣を紹介するビデオ上映会となった。

「あっ、すし屋のテーブル一つ一つに蛇口がついている!」
「ももの家、あれは紙でできたドアだよね!『しょじ』とかいう」
一つ一つに思いがけないリアクション。

しかし一同をもっとも驚かせたのは、ハビ吉が撮った
「新幹線がホームを通り抜けていく時のものすごい音とスピードの映像」
であった。もう絶句。みたいな。こののんびりしたマラガで。

さて、ビデオで大盛り上がりした後は、恒例のお茶タイム。その時、ちょっと空気が揺れて
「それが、デザートのケーキなんだけど・・・」
「どうしたの?」

「みんなが持って来てくれたから、実は四つあるんだよね」
「えええっ」

その様子は、明日へ続く。

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「手作りコロッケに挑戦」への2件のフィードバック

  1. そう、スペインのコロッケって手が込んでるんですよね。日本のと違って。
    パン粉も細かいですね。

    ウェリントンでは回転すし屋が2軒ほどありますが、高くておいしくないです。
    ラーメン屋もできました。NZ人がちゃんと鶏ガラからスープを取って作っているようです。

    中庭、いいですね~!

  2. 手作りコロッケの大変さにおののきました。
    これまで何気なく食べていたけど。

    回転すし屋、ラーメン、と聞いたら食べたくなってしまった。
    マラガでは期待できないので、せめて「中華」で我慢かなぁ。

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