34、ノー・ロ・セ(知りません)

「ノー・ロ・セ」って、ひらがなで書くと、
妙な感じがしますね。
実際は「ノロセ」って、一語みたいに発音します。
「ノ・セ」もOK。

「明日、何時に仕事終わるの?」
「今週末、何するの?」
「明日、雨かなぁ・・・」
「いったい、これからどうするつもりなんだ!」
・・・などの答えに「ノ・ロ・セ」。
「知りません、わかりません、どうかなぁ・・・」という意味で、使います。

反対に「知っている、わかっている」というときは
「マリア、仕事を変えたんだって」
「バーゲン、始まってるよ」
「もう、やめた方がいいよ」
・・・などの答えに「シィ・ロ・セ」と、使います。

アクセントは「セ」におき、軽く語尾をあげる感じで。
日本語だと、「わかりません」の一言でカバーされますが
33で紹介した「ノー・エンティエンド」は
英語でいう「アイ・ドント・アンダースタンド」、
今日の「ノー・ロ・セ」は「アイ・ドント・ノウ」
にあたります。

ま、旅人のみなさんは、「ノーノー」と言ってれば
わかってもらえるので、心配はいりません。

スペインに上陸したての頃、
まだよくスペイン語がわからなくて毎日
「ノー・ロ・セ」「ノー・セ」」「ノー・エンティエンド」って、言ってました。
自分でも悲しくなって、涙があふれてくる・・・
書きながら、ふとそんなこと、思い出しました。

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「34、ノー・ロ・セ(知りません)」への2件のフィードバック

  1. これが初めは、
    「知らないわよっ!そんなの!ふんっ!」
    って、冷たい響きにきこえて
    あああー、ひぃぃー、でしたわ

    いまは、
    「あぁーん、わかんないわよー、まあ、なることはなるんしゃないのー
    さぁー、どうにかなるってばー」
    聞こえるように(笑)

  2. あ~はっは、そのとおり!
    どうしてかねぇ。そう聞こえるよねー。
    「ノー・ロ・セ」と、言われるとわたしは
    「そんなもん、知るかよ。くだらねぇこと聞くなよ」
    くらいに、聞こえましたね。
    ぐが~ん、って、くるよね。
    スペイン人独特のあの、口調と表情で。

    それが、いつのまにか、
    「わかんないよ~、そんな小さなこと、どうでもいいじゃん」
    って、聞こえてくる。
    いったいこれは、なんなんでしょうね。
    Tomilloさんに言われるまで、忘れてましたよ!

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