歩いて泳いで

マラガに戻ってからというもの「夕食前に海へ行く」のが、最近の習慣になっている。今日もレッスンの後、バスタオルを引っかけて「ひと泳ぎ」。帰ってくるとこの時間。午後七時半すぎ。

ブログを書きつつ、ビールに手をのばす。もしくは、のばしたいと思う。そんな時間帯。最近ピアノレッスンを除けば「座る」ことがめったにないので、このブログの時間は
「ぼーっとイスに座る」
貴重な瞬間でもある。

なぜ、一日中家の中を歩き回っているのか。その目的はひとつ。
「大画制作のスペースを作るため!」
リビングの「家具大移動&大整理」を始めてから、家にいながら五千歩くらいは歩いている気がする。

油絵教室の時もそうだったが、基本的にキャンバス画は立って描く。だから今回の「大画制作スペース」も、立って動き回って描けるような、物の配置になっている。

なぜ立って描くのか。というと、創作中というのはしょっちゅう「離れたり近づいたり」「画材を探しに」などをくり返すので、座っていては面倒くさいから。

マラガ主催の油絵教室へ通っている時も、立って描くのは私だけだった。さすがに三時間ずっとなので「座ったら?」って先生も(笑)。

で、油絵教室の休憩時間には座るかというと、20分の休みを利用して近くのスーパーに食料品を買いにダッシュ。で、油絵教室が終わると、一目散に自転車で家へ。ランチを作り、食べて、午後のピアノレッスン。ここでやっと「座る」。

そんなわけでピアノとブログは、私を確実に「座らせて」くれるありがたい「瞑想タイム」にもなっている。

海で泳ぐと、小さな傷はみんな治ってしまう。水に入った時はしみるけど、その後ぐんと傷口は小さくなっている。そして、体が数倍、軽くなるのを感じる。
「数枚、服を脱いだみたい」

その感じは、幸せの感覚によく似ている。全身がもみほぐされて、心と体を内から洗ってもらったみたいだ。

というわけで、最近の私は「歩いて泳いで」という生活を送っている。これに「踊って」が加わるのが、理想的なのだが。ぜひとも来週から「一人り踊り」を再開したい。

cimg2800cimg2709 きょう

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「歩いて泳いで」への3件のフィードバック

  1. なんだか健康的でいいですね。
    ウェリントンは今日も典型的暴風雨で・・・でもボランティア行かなくちゃ。
    傘がさせない(一瞬でお猪口になる)ので困ります。
    傘さしてる人はいません。(たま~に中国人とかが暴風に負けずさしてるかな)
    上半身はカッパでOKだけど、足元が濡れるのにいつも悩みます。(だからお天気悪いと外に出たくない)長靴とレインパンツまでとなると面倒くさい・・・
    あと顔もびしょびしょになる(笑)

    うちも海まで歩いて行ける距離ですが、冷夏続きで泳げません。
    でも海が近いって嬉しいです。海は見るだけでも好きです。
    家から水着にタオルを引っ掛けて、なんて素晴らしいですね。
    ジムのプールにお金なんか払わなくても、タダだよ、タダ。
    次の夏、暑くなったら、水着で車に乗って泳ぎに行けるかも、です。

  2. 幸せの感覚 にぶらせすぎないようにしないとなぁと思ったりします うちも海が目の前ですがこちらはあまり綺麗そうではなく、誰も泳いでおらず。。。時期をみてなにか生物はいないか?スキューバセットしょっていってみたいとは思っています!

  3. ウエリントンの暴風雨はすごいんですね。
    傘も差せないくらい!だなんて。
    これでは外出も全力ですね。すごい意志と覚悟が必要かも。
    「よしっ、出かけるぞ!」みたいな(笑)。

    MayさんやSさんも、海で泳げるといいですね。
    スペインや日本とはちがう海事情をぜひ教えてください。
    楽しみに待ってます。

    マラガは六月から三か月、乾季なので「雨なし」です。
    これはこれでまた問題ではありますが・・・
    そのせいか天気予報はみんなあまり見ませんね。

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