『IKEA(イケア)』のカタログがポストに届くと、
マラガもいよいよ秋である。
暑い夏が去り、新学期も始まり
「そろそろおうちのもようがえ、リフォームはいかが」
というわけで、このスウェーデンを代表する
有名家具会社のカタログが届けられるのだ。
「うわぁ~、家作りの時期が始まる~!」
むんむんと、やる気がわいてくる。
といっても、買いにいくのではない。
この『IKEAブーム』のおかげで
9月末から年末にかけて、
それはたくさんの家具が、『捨てられる』のである。
ということは、ゴミ捨て場は『宝の山』。
「ありがとうございます!」
ペインティングやカットするのにちょうどいい
椅子やテーブル、板などがごろごろ。
だから、歩いていても、バスに乗っても
目はいつもゴミ箱へ・・・・
わたしにとって、秋は大切な『素材入手』の時期。
こうして、ためておいたものを
ゆっくりシーズン・オフになってから、
11月~3月にかけて切ったり塗ったり・・・というのが
うちの恒例行事となっている。
さて、今年はどんな『お宝』に、出会えることか。
『一見ごみ』。
でも、わたしたちのうちに来てくれる、
奇特な『ごみさん』たちを待っています。
第二、第三の人生を、わたしたちといっしょに送ってほしいな。
ああ、そうか。スペインも9月が年度始まりなのね。でも、なんで、欧米は9月スタートなんだろう?
こどもの頃、科学館のプラネタリウムで、西洋の星占いでは春分点がスタートになっていた(いる?)という話を聞いた記憶があります。日本もほぼ同時期の4月が始まりだし、芽吹き始める緑もスタートというイメージに相応しい気がするので、この9月スタートというのが、感覚的に不思議に感じます。でも、9月スタートの国々では、きっと、9月スタートを感覚的に納得させる何かがあるんですよね。
わたしも最初は、変な感じがしましたが、
なれると「心身ともに納得」ですね。
というのも、ヨーロッパの人々にとって1年のしめくくりというか
「なんとかここまで!」みたいなゴールが「夏のバケーション」。
この1ヶ月近くのバケーションで「1年のアカ落とし」。
だらだら、ごろごろ、ぶらぶらして心身ともにリラックス。
気持ちあらたに9月、再スタート!というところでしょうか。
この「緩急」が、彼らの元気のもとですね。
また4月は、北ヨーロッパではまだ「冬」。
オーバーいるほど寒いです。
マラガはもう温かくなってはきてるけど
日本の春のイメージとは、ずいぶんちがいますね。
1年中、ヤシの木にハイビスカスだから。
浜辺にビキニ着て、日光浴行くとか・・・
会社員のとき、名古屋の鶴舞公園でした「お花見」、
なつかしいなぁ~。桜きれいだったなあ。
わたし、幹事だったのでよくおぼえてます。
IKEAのカタログで思い出しましたが
「サウジアラビア版」が問題になっていますね。
わたしも見ましたが、
バスルームの家族の光景で、お母さんが削除され
お父さんと息子だけになっていたり、
子ども部屋の女の子が、消えていたり・・・
サウジアラビアは今でも、男性の許可なく
女性が旅行したり、進学、就職、運転などをすることが
固く禁じられています。
その点、イラクやリビアでは、女性が自由に大学に進み、
さまざまな職についていました。
洋服でカフェテリアでお茶することもできたのです。
イラク、リビアのリーダーを「独裁者」として
悪い面だけをクローズアップする、米よりの報道。
なのにサウジアラビアについては、一言もない。
イスラエルについても。
お友達ですからね。
平等な、真実の報道を望みます。
日本でも明治5年の学制発令時は9月だったということがわかりました。その後、4月に移行したらしい。ふーむ。こういうこと、大学で教えてもらったのかなぁ。本当に大学時代に何も勉強しなかったことが、よくわかるなぁ。。。(一応、教育大卒)。
サウジアラビアのIKEAカタログの件は知りませんでした。こういう凝り固まった考え方を変えていくには、相当がんばらないと難しいですよね。。。
なるほど~。
ほんと、知らないことだらけですね。
わたし自身、スペインに渡ってから
「日本について」質問されることが極端に増え、
「ええ~っ、そんなこと考えたこともなかった・・・」の連続でした。
無理やり答えているうちに
「そうか~そうだったのか」って、日本・再発見!
いかに、自分が何も勉強していなかったか・・・
小学校から『全国体育指定校』だったので
毎日「体育」ばっか、やってたからなあ。
校訓だって「一に体力」って、すごいな。
その体力増強がももちゃんのパワーに繋がっているのかも。
やっぱり、何をするにも体力は必要だしね。