スペインの聖週間・2

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昨日の続き。

スペインの聖週間
セマナサンタを
紹介しています。

宗教色・一色の
この行事は
外国人から見ると
ビジュアル的に
かなり怖いです。

担がれているキリスト像が
まず悲痛な表情をしている。
そのうえポーズが
磔にされていたり
手首を縛られていたり
額から血をたらたらと
流していたり
「ううーむ」
と、日本人ならまず
思うことでしょう。

このキリスト像&
マリア像は
一年間テンプロ(聖堂)
に大切に保管され
組合員によって
毎年美しくデコレーションを
施されます。

キリスト像は比較的
シンプルですが
マリア像はたいてい
何十本というろうそく、
花、金の飾りなどに
大切に包まれ
息を飲むような美しさ。

暗い通りに
ぼうっと浮かび上がる
一転の光。
それは幻想的で
これを見るために
みんな足を棒にして
通りを歩き回り
ずっと立ち見です。

圧巻はマリア像が
はおっている「マント」と
呼ばれるケープで
背中から床にかけて
びろーんと数メートルあり
そこにびっしりと金の糸で
刺繍がほどこされています。
(左下写真)

これもすべて手作り。
一針、一針、縫うのです。

さて、これで夜の9時。
すっかり疲れ果て
テテリアで休憩。
あぁ、やっと座れる。

この日は夜でも
15度くらいで
通りに座ってのんびり
お茶ができました。
私はモロッコミントティ。
ここで30分
トイレ休憩。

マラガ大聖堂前から
担ぎ出されるキリスト像。
はりつけになってます。
(左下写真)

小腹がすいたので
お店で「トリハ」という
お菓子を購入。
マラガっ子はこれが大好き。
はちみつたっぷり。
超甘い~。
手づかみで
いただきまーす。

キリスト像&
マリア像には
名前がついていて
ハビーが何度もくり返し
教えてくれました。
が・・・
記憶できない。
似てるんだもん。

そしたら左下の写真を
指さしながら
「あのマリア像の名前は?」
「えっ・・・」
「さっき教えたよ」

「うーん、うーん。確か・・・
マリア・サンティシマ・
デ・アモール?」

するとハビーは
「シィ(そう)」
と言うかわりに
「プロバード」
と答えた。

それって。
試験なんかで
「合格」
って意味だけど・・・

ぬきうち試験、だったのか。

 

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「スペインの聖週間・2」への1件のフィードバック

  1. スペインは昨日より「夏時間」に変更しました!
    これにより日本との時差が
    「8時間」から「7時間」になります。
    うちは昨日、家中の時計を1時間ほど遅らせました。

    この時期、ご旅行のみなさん
    お気をつけください。

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