5.おしおきされたオウム

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「知らざれるオウムの私生活」
5回目の今日は
「おしおきされたオウム」を
紹介します。

いやがってますね。
でも、悪いことをしたから
入ってる、ということを
理解してほしい。

と、話しかけながら
小さい頃、よく母に
押入れに入れられていた
ことを思い出しました。
きっとそのときの母も
「悪いことをしなければ
入らなくていいんだよ!」
と、思っていたのでしょうね。

「ぐぎゃあ~っ」
「ぷーぷー、ぷふっ」
「ああ~っ」
「もも!」
「おーっ」
あらゆる音を発して
出してもらおうとする。

おしおきの時間は「したこと」
のレベルに比例する。
たいてい1日~一週間。

ピアノ教室の子どもたちが
「また、おしおき?」
って、あきれてる(笑)

あんまり騒ぐとベラに
白い布をかけられるので
ときどき、黙る。

でも、気持ちはわかる。
こうしてお店に一年以上も
売れずにいたんだもんね。
いやだよね。
こわいよね。

でも、植物を掘り返したり
盗み食いをしたり
コップを割ったりしては
だめだよ。
ってことを伝えたい。
わかってね。

~音楽と絵の工房~地中海アトリエ・風羽音(ふわリん)南スペインだより