「秋になると、日本には
お月見という習慣があってね~」
と自慢げに話し始めたまでは
よかったが
「それで、いつ?」
と聞かれ、答えられず。
あわてて調べると
「あっ、もう過ぎちゃった!」
わたしの言葉に一気に
ベラの眉間にしわが刻まれた。
「す、すみません・・・」
「じゃ、今日やろう!」
「はい」
素直に従う。
うちの近所にあった「すすき」
あるいは「すすきに似た植物」
を取りに行く。
ベランダで、果物をお供えして
合掌。
「日本の文化・習慣をちゃんと
受け継がないと!」
と、叱られながら
20年以上、お月見していなかった
ことに気づく・・・
こちらは先日、母から教わった
「精霊馬」を作ったところ。
写真を撮っていたら
「祈りの気持ちが足りない」
と叱られ、儀式後に撮影。
ベラを通して、
ニッポンの文化・習慣を
再発見、再体験させられている
今日この頃。
四季の移り変わりといっしょに
暮らす日本のみなさんは
本当にすばらしいと思います。
マラガは一年中、ヤシの木に
ハイビスカスなので。