演奏直後のベラと私

CIMG2059 友人の誕生日パーティに
呼ばれ、演奏した時の
写真を
今日は紹介します。

写真は、演奏直後。
ベラが恥ずかしげに
頭を下げる横で
大口開けて笑いながら
飛び跳ねている私。

なんという・・・
後日、写真をいただいて
二人のあまりのリアクションの
ちがいに呆然。

これが乙女座と
水瓶座の差、なのか。

いつも思うのだけど
べラには
「恥じらい」という機能が
ついている。

それは、私には
ついていないものなので
とてもうらやましい。

一度、ベラに
「ももは、はっきり
すっきりしすぎだよ。
男の子みたい。
もっとミスリアスか
アンニュイになれないの?」
と言われたことがあった。

アンニュイ、って
一番、難しい分野かも。
一度やろうとして友人に
「どうしたの?疲れてるの?」
と、言われたことがあった。

同じしぐさでもどうやら
その人の持つ雰囲気によって
アンニュイにも
疲れているようにも
見えるようなのだ。

たとえば
モニカ・ベルーチが
「はぁあぁ~っ」
とため息をつくのと
私が腰に手を当て
「はぁあぁ~っ」と
仁王立ちで息を吐くのとは
やはり何かが
根本的にちがうのであろう。

思うに私の全身から
みなぎっている波動は
「さっぱり」
「すっきり」
「シンプル」
「さばさば」・・・など
すべて「サ行」なのである。

これが
モニカ・ベルーチになると
「髪をかき上げながら」
「けだるそうに」
「哀しげな眼差しで」
「恋の溜息などつきながら」

と、「カ行」に
なるのである。

別にモニカ・ベルーチに
文句を言いたいのではないが
ベラが憧れていたので
引き合いに出してみた。

今気がついたが
同じ「サ行」でも
「しっとり」
「すがすがしく」
「繊細で」
「聡明」・・・

という方向転換も
あるな。

~音楽と絵の工房~地中海アトリエ・風羽音(ふわリん)南スペインだより