私の大好きな九月のマラガ

スペインも九月半ばに入ると「秋風」が吹く。特に「朝夕の寒暖の差」。これに日本人はやられてしまうのである。

「一日の中に夏と冬がある」
と言われるくらい、寒暖の差が激しいスペイン。
「最高28度の最低11度。って、何?」
と、小首をかしげたくなってしまう。

が、これはスペイン内陸部の話。たとえばマドリッド。我らがマラガは
「地中海のおかげ」
で、温度差がずっと少ない。マドリッドと比べると、夏は涼しく冬は暖かい。これすべて、母なる海のおかげなのだ。

たとえば九月のマラガの平均気温は
「最高28度最低17度くらい」
これが十月に入ると
「最高25度最低14度くらい」
と、緩やかにカーブを描いて下がっていく。

というわけで、九月中旬になると、マドリッドでは薄手のセーターやコートが登場。すっかり秋の気配。それに比べ、南スペインのマラガは十月中旬まではセーターいらず。朝夕の外出時のために
「半&長そでシャツの上にはおるもの」が必要な程度。オーレ!

だからほぼ一年中、テラスで食事が楽しめる。
「太陽さえ出れば、すべてよし!」
のマラガ。そのかわり、ちょっと大雨が降っただけで、いきなり
「大騒動」
になってしまう頼りないマラガ(涙)。すぐに停電し、信号機まで止まってしまう。

セプティエンブレ(九月)。私の大好きな九月のマラガ。湿度は連日30~40%。何をしてもサラサラ。気持ちいいことこの上なし。だから、新学期にはもってこい。
「よーし、やるぞ!」
って言う気になります。うまくできてるな。

今週末は、暦の上でも「秋の到来」。というわけで休日返上で
「第一回衣替え」
を予定中。マラガの場合、夏服をしまうのは十月なので
「まず、肩の出た服やショートパンツをしまいましょう」
という所からスタート。段階を踏んで、秋に近づいていきます。

さて、今日の写真は友人たちと「テラスディナー」をした時のもの。マラガで食事といえば、リビングよりテラス!冬でも、できるだけテラスに出ようとします。

太陽を浴びると元気になる。いつからか、そんな体になってしまった。それも、友達と一緒に。食べて飲んでおしゃべりして・・・
「テラスでエネルギー充電!」

一年で一番、私の好きな九月のマラガ。始まりの月。新しいプロジェクトを立ち上げる月。新しい自分に挑戦する月。

もうすぐベラの二周忌。私の大好きな九月が、ベラを連れて行ってしまった。それでも、私は九月を愛す。

Queridos amigos, Muchas gracias por compartir el tiempo conmigo!
besos besos besos.

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