【一日一作プロジェクト】「己の狂気シリーズ」を作った。日本到着翌日、さっそく父と買い物へ。

「チキンが食べたいなぁ」

父のひと声でサイゼリアへ（笑）。ワイン&水で乾杯〜。ショッピングモールの中にあって便利。ランチタイムでものんびりできるし。何より、父が元気で食欲旺盛なのがうれしい。

「藤の木を見に行きたいんだけど〜」

父がぽつり。聞けば、20メートルくらいの藤棚が、お寺の境内の中にあるらしい。もう見頃は過ぎてしまったけれど、まだ咲いてはいるとのこと。

「よし、じゃあ明日行こう！」

いきなり決定（笑）。日本帰国したら、休むんじゃなかったのかい〜（←落ち着きのなさ）。さっそくインターネット検索して場所を確認。午後からゆったりと庭へ。

「久しぶりのガーデンタイム」

スペインへ発つ前、食用リーフを全てプランターから大地へ植え替えて行った。トウが立って食べられないけど「花が咲いてくれたらいいな」と思って。そしたらなんと。

「全て黄色い花に」

それもボーボー（笑）うじゃうじゃ〜。雑木林っぽくていい感じ。さらに、種を包んだ袋みたいなのがいっぱいついている。花という花には

「蜂や蝶や虫たちが」

あんまり平穏で、豊かで、幸福感にあふれていて。眠たくなってくる。今すぐスマホを放り投げて、メールや申請や書類のない毎日に、世界に身を置きたくなる。

「そろそろ苗を植える時期だなぁ」「今週やっちゃおうよ〜」

庭作業は汗だく&泥だらけになるけれど、一瞬でエネルギーチャージ。太陽の光を浴びて、新鮮な空気を吸って。体内時計がリセットされ、時差にも効果がありそう。なんせ数日間は

「夜中の1時に、ぱちっと目が覚めてしまう」

毎度のパターン。体も頭も「さぁ、始めましょう」って、やる気満々（笑）。まだ夜中やって〜。1週間はこんな感じ。だからこそ、朝の日差しを全身に浴びて

「ほらね、今が朝なんだよ」

と体と頭に教え込む。庭が花と野菜だらけになり、「日本庭園」の趣きはなくなったけれど、父いわく、友人知人が家を訪ねてくると、みなさん必ず

「テラス席へ座って」「庭を眺めておしゃべり」

するらしい（笑）。この夢のようなガーデンスペースが「大地に穴を掘り、巨石群を埋める」ところから始まった、というのが感慨深い。スコップで1人、大地に穴を掘り始めた時は

「ロカ（クレイジー）」「いったい何を⁉︎」「無理だよ」「やめた方がいい」「とんでもない」

としか言われなかったのに（笑）。ま、このリアクションはももきみどりの日常。枕詞。ほとんどBGM（笑）。心地よいメロディ〜。反対&否定されるのに慣れているので、私の意志には全く影響なし。

「己の狂気」

をエネルギーにかえて進んでいきましょう。みなさま、すてきなゴールデンウィークを。