スペインで中秋の名月、お月見祝い

CIMG1561 CIMG1567「秋になると、日本には
お月見という習慣があってね~」
と自慢げに話し始めたまでは
よかったが
「それで、いつ?」
と聞かれ、答えられず。

あわてて調べると
「あっ、もう過ぎちゃった!」
わたしの言葉に一気に
ベラの眉間にしわが刻まれた。
「す、すみません・・・」
「じゃ、今日やろう!」
「はい」
素直に従う。

CIMG1283 CIMG1286 うちの近所にあった「すすき」
あるいは「すすきに似た植物」
を取りに行く。
ベランダで、果物をお供えして
合掌。
「日本の文化・習慣をちゃんと
受け継がないと!」
と、叱られながら
20年以上、お月見していなかった
ことに気づく・・・

こちらは先日、母から教わった
「精霊馬」を作ったところ。
写真を撮っていたら
「祈りの気持ちが足りない」
と叱られ、儀式後に撮影。
ベラを通して、
ニッポンの文化・習慣を
再発見、再体験させられている
今日この頃。

四季の移り変わりといっしょに
暮らす日本のみなさんは
本当にすばらしいと思います。
マラガは一年中、ヤシの木に
ハイビスカスなので。

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「スペインで中秋の名月、お月見祝い」への4件のフィードバック

  1. お月見といえば十五夜だけど、10月17日には十三夜もあるよ。
    もう終わっちゃったけど、お彼岸も私にとっては大切な行事。墓参におはぎがキーワード(笑)。
    あと注意すべき行事は「冬至」ぐらいかな。かぼちゃを食べてゆず湯に入る。
    日本にいるとニュースで自然に耳に入るのでぼんやりしてても何となく取り入れられるけど、スペインにいると意識しないと忘れちゃうよね。

  2. なるほど~。
    さっそく今、手書きでメモしました。
    これからは「お彼岸」と「十三夜」も
    うちの「年間行事」に加えるようにします。
    ニッポンの文化・習慣をほとんど受け継いでおらず
    かなり情けない状態であることに、今気づきました。

    クロ隊長、これからも「ニッポン文化・習慣」レクチャー
    よろしくお願いいたします。

  3. そのすす木は、ベラの故郷原産の、”パンパスグラス”?

  4. Tomilloよ~、すごいではないかー!
    そのとおり。南米原産の「パンパスグラス」です。
    よく知ってたねぇ。ベラも横で仰天してます。
    ウルグアイはこの「パンパスグラス」でいっぱいだそうな。

    マラガにはすすきがないので、代用(笑)
    ただ、大きいんだよねー。軽く2~3mはある。
    カットしてたら、隣人に
    「そんなもん、どーするの?」
    って、聞かれたらしい。
    べラ、「お月見」の説明もしたのかなぁ。

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