樹舞シリーズ・3

【一日一作プロジェクト】「樹舞シリーズ・3」を作った。豊橋駅から名鉄で美合駅へ。各駅停車に乗るのは久しぶり。たぶん20年ぶりとか。

「うそ、誰もいない」

このまま車庫に入りそうなレベル(笑)。いつも乗る名古屋へ行きは特急や快速でほぼ満員。こうも違うんか〜。初めて降りる見合駅。

「澄子先輩〜」「よく来たねぇ」「3年ぶり?」「元気そうでよかったー」

声も笑顔も全く変わっていない。おしゃべりしながら、車で岡崎方面へ移動。澄子先輩は50歳を過ぎてから絵筆を持ち始め、30年以上描き続けている。毎年出品するため、今も100号の作品に挑戦中。私たち後輩に勇気を与えてくれる存在。

「こちら、ひとみちゃん」「ももです。よろしくお願いします」「こちらこそ〜」

本日3人目のメンバーは、飾らない人柄のひとみさん。一気に打ち解ける〜。孫たちの世話に大忙しとのこと。車を乗り換え、ひとみさんの運転で西尾市へ。めざすは「斎藤吾郎アトリエ展」。展示会場前で、4人目のメンバーと合流。

「ようこさん⁉︎」「ももさん!!!」

いきなりハグ(笑)初対面だけど〜。ようこさんはアメリカ在住&一時帰国中。欧米オーラがすごい(立ち姿や表情、眼差しなど)。なんとなく似た波動を感じる。澄子先輩の紹介でFacebook友になり「いつか会いたいね」と言っていたのだ。

「このままおしゃべりしていたい」

湧き上がる思いを抑えつつ、アトリエへ向かう。斎藤吾郎さんの作品展。小さなアトリエに、パワー溢れる作品がずらり。なんと斎藤吾郎さんご本人も在廊中で、作品やエピソードなどいろいろ説明してくださる。なんという贅沢。

「これは⁉︎」

私の心を一瞬にしてかっさらった作品が、2つあった。龍の描かれた作品と、もうひとつはリーフレットの中。200号の大作。なんという世界観。その印刷物を指差しながら、うわずった声で斎藤吾郎さんに尋ねた。

「この作品が見たいんです!どこに行ったら見られますか?」

いきなり詰め寄る〜(笑)抑えきれない衝動。いったいどこにあるんだろう。どこに行ったら見られるのか。

「その2点なら、熱田神宮にありますよ」「ええっ!」

なんと。2点とも熱田神宮とは〜。呼ばれているとしか思えない。展示先が「美術館でない」ことに深く感激し、自分の道が続いているのをはっきりと感じた。

「次に行くのは、熱田神宮や〜」

行動は、行動を呼ぶ(笑)。無計画でも、結果としてどんどん計画が生まれていく不思議。「さっそく行ってみます!」鼻息を荒くする私に

「あ、でも、電話で確認した方が」

斎藤吾郎さんがぽつり。確かに。場所がわかっても、見せてもらえるとは限らない(笑)。猪突猛進、闘牛のごとく。

「今、どんなことに惹かれていますか?」「どんなものを今年は作っていきたいですか?」

どんな質問にも快く答えてくださる斎藤吾郎さんに感謝。結局、1時間半も長居して、大満足でアトリエを後にする(写真撮影禁止なので、残念ながら写真なし)。

「お腹すいた〜」「もうお腹ぺこぺこ」

花と同じくらい団子も大切(笑)。ようこさんが予約を入れてくれたランチ会場へ。運ばれてきたランチセットに感動。

「おいしそーーーーっ」「すごい量」「豪華だ〜」「いただきまーす」「ご飯大盛りで」

誰や、大盛りにしてんの(笑)。ここからのおしゃべりタイムがすごかった。近況報告から世界情勢まで、2時間半ノンストップ。日米西、それぞれの立場から意見&情報交換。さらに

「お茶しよ〜」「まだ話し足りないよね」

場所を変えてティータイム。気がつけば、外が暗くなっているではないか〜。楽しい時間はあっという間に過ぎて。再びハグでお別れ。

「次は旅行したいね〜」「絶対行こう」

ようこさんがアメリカから戻り、私がスペインから戻り、澄子先輩とひとみさんが元気で。なかなか条件が揃わないと叶わない女子会だけれど

「会いたいと思う人がいる」

って、それだけで元気が、希望が湧いてくる。何より生きるのが楽しくなる。ひとみさんから庭で採れたという「ゆず」をもらい、澄子先輩からは「作品集」を。ようこさんからは

「ももさんのスパイスを振りかけてもらい、刺激的な時間を過ごしました」

とメッセージをいただき、強力エネルギーチャージ。これからはまたそれぞれの場所で生き抜いていこう〜。アスタ・プロント!(また会う日まで)。あ、でも来月、ようこさんと私の誕生日なんだよね(笑)。宴会できんかしらん。

みなさま、すてきな1週間を。

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