太陽と月と星の道

【一日一作プロジェクト】「太陽と月と星の道」を作った。郵便局で順番を待っていると、私の前のおじさまがドイツへ小さな荷物を送ろうとしていた。

「ドイツは今コロナ規制が厳しくて。クリスマスまでに届くか保証はできません」

窓口のお姉さんの言葉に、おじさまは「ええっ」と体を固くし、悲しそうな表情を浮かべて立ち尽くした。この時期スペインでは、クリスマスを一緒に過ごすことのできない海外に住む家族に向けて

「クリスマスプレゼントやカードを送る」

その気持ちさえ、伝えることができないかもしれない。背中を丸めてカウンターを立ち去るおじさま。その横顔に見覚えがある。確かご近所さん。

「娘さんが結婚してドイツに住んでいたはず」

娘さん家族にプレゼントを送りたかったんだろうなぁ。どうか無事届きますように!そういえば昨年、日本から「年賀状」が届いたのは、信じられないことに春過ぎだった。3月や5月にパラパラと少しずつ。

「1番遅く着いたハガキは6月。ほぼ暑中見舞」

笑。もう届いただけいいや〜。さて。「石像風ダンベル」も進行中。屋外に置かれたマヤの神殿&石像のイメージなので、あえて表面は磨かずに。ベラの遺品である工具でひたすら

「ゲジゲジと削る」

柔らかい粘土と違い「ほぼ石」なので、中をくり抜くとか、厚さを調節するとかは無理。ヒビが入ったらたぶん修正不可能。なので

「これくらいなら、いけるんじゃ?」

という手応えで彫り進めている。完成したら、そのまま自然乾燥(焼けない以上、それしか方法がなさそう)。

「粘土はプラス、彫るのはマイナス」

で形を生み出す。今は、マイナスで形を作る楽しさを味わっている。下書きや設計図はなくても

「絵が頭の中にある」

ので大丈夫。「こんな感じ」というイメージと、それを形にしたい衝動が、私の羅針盤。どんどん進むぜ〜(笑)。「空間アート」「造形」にはたまらない魅力がある。私の夢のひとつは

「アートの庭」「アート公園」

を作ること。こうした石像や神殿のある庭、アートで遊べる公園を作りたい!「展示会」も、私にとっては「庭」なんだよね。

「訪れてくれる人と一緒にアートで遊ぶ」

ための機会。空間。体感や感動、笑いや安らぎを分かち合う場所。とりあえず、豊橋の実家から「アート化」を始めるか〜(笑)。

「太陽と月と星の道」

よーく見ると「月火水木金土日」の文字でできている。太陽や月に見守られて、我が道を歩こう!孤独は自由の一部。影が光の一部であるように。

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