日本上陸記&悦ぶ手

【一日一作プロジェクト】贈り物アート「悦ぶ手」を作った。「日本上陸記・28」。いよいよスペイン帰国が迫り、朝からスーツケースの用意。さらに

「成田空港でPCR検査」

を予約。スマホから。日本出発前日に検査なので、明日は成田空港近くのホテルで宿泊待機。スペインから来た時はハイヤー移動だったけれど、今回は公共交通機関が使える〜。

「新幹線で移動できる喜び」

笑。なんなん。まずは新幹線で東京まで。その後「成田エクスプレス」ってのに、乗り換えるらしい。この大移動&PCR検査で

「丸2日」

取られてしまう(涙)。移動費&宿泊費もそれなりに。次回はぜひ「中部国際空港セントレア」へ乗り入れさせてほしい。頼むぞ〜。そして。夕方から最後の難関。スペイン入国に必要な

「スペイン政府指定のQRコード」

の取得に取りかかる。当然、全てスペイン語。質問に答えていくと、最後に「QRコードが送られてくる」というしくみ。先輩方のお話では

「操作が大変」「自力でQRコードにたどり着けなかった」「QRコードが取得できないので、結局『取得不可能証明書』を出発直前に作ってもらった」

と、身の毛もよだつような体験談を聞いていたので、思わず気が引き締まる。こんな大切な「入国を左右する必須書類」が

「出発まぎわ」

じゃなくてはならない。って、すごすぎ。PCR検査もだけど、飛行機に乗る前日に、検査&結果発表って。それで「陽性」が出たら、その場で容赦なく

「2週間の強制隔離生活に突入」

飛行機に乗れないだけでもショックなのに。愛知県から成田空港までの移動費、ホテル宿泊費、検査代・・・全て水の泡。全てを失い呆然とした精神状態で

「慌ただしく連行され」

いきなり強制隔離生活が始まる。それも2週間。凄すぎる〜(涙)。いや、もう「賭け」に近い。ただ日本出国してスペイン入国するだけなのに。なんという精神的、経済的、肉体的消耗。なんだか

「天国と地獄の入口にいる感」

すごい(汗)。この出発直前に押し寄せるリスクとストレスで、体調を崩すことだって十分ありうる。いつから飛行機は「乗せていただく」ものになったのか。

「お父さん、ゲームで免疫力アップしよう!」

QRコードの取得は明日、朝イチでやることにして、父とパズル&ドミノゲームで遊ぶ。こうして2人ゆっくり「向かい合える」のも今夜が最後。父に再会でき、毎日一緒に過ごせて、大満足の3週間だった。

「悦ぶ手(よろこぶて)」

手は、心と体、頭とつながっている。手が悦べば、わくわくや快感は、電流のように心・体・頭へと流れ込む。ご近所の裁縫好きなおばさまが

「歳で目が悪くなり針穴が見えないけど、手の感覚で糸を通せる」

と言っていた。すばらしい〜。明日はいよいよ東京へ。心が「サバイバル」モードへと切り替わる。明日は忙しい1日になりそうだ。行くぜ。(明日に続く)

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