日本上陸記&猫ふらぶらり

【一日一作プロジェクト】クレヨン画で「猫ふらぶらり」を作った。今日から始まる「日本上陸記」。時系列でレポートします!まずはスペイン出発の数日前にマラガのクリニックへ。

「PCR検査の予約に訪れる」

もちろん電話予約もできる。のだけど、日本入国にあたり、ここが「最重要」ポイント。クリニックが発行する陰性証明では基本的にダメ。

「厚生労働省のフォーマットをダウンロードして、そこに必要事項を書き込む」

という、いきなりレベルA。なので「本当にできるのか」クリニックの人に確認せねば。日本のみなさんは「はっ?なんでそこまで?」「できるでしょう、それくらい」と思われるでしょうが

「マラガは本当に全くあてにならない」

(涙)ので、たとえ受付嬢が「大丈夫ですよ〜」と言ってもそこで引き下がってはいけない。私は厚生労働省のフォーマットをダウンロードし、サンプルをプリントアウトし、それを目の前に突きつけ

「これがほしい!これでなくてはダメなんです」

と、真剣に訴えた。すると案の定

「こんなの見たことありません」

そんなことはどうでもいい。何事にも「初めて」はある。それが今日なのだ!できなければ、すぐに他のクリニックを探さねば。と、すったもんだやっていると、後ろにいた先輩らしき女性が

「日本入国用ですね。調べてみます」

パソコンに向かいインターネット検索。すでに、祈るような気持ち。まだ最初の一歩なのに。どうか、頼むぞ〜。

「あ、これですね。出てきました。確かにそう書いてあります。フォーマットも同じ」「あぁあ、ありがとうございます」

なんという達成感。まだ「予約」だけど。思わず天を仰ぎ、十字を切る。すると、そのお姉さんは私の目をまっすぐ見つめ

「当日検査をする時に、必ず『日本用』と伝えてください。とても重要です」

なぜか。は、わからない。が「わかりました」と神妙に答え、ささっと帰宅。さっそく「予約メール」が届いていた。ほっ。とするのもつかの間。

「検査日が1ヶ月、まちがっている!」

うそ(涙)。さすがマラガ。それも、1ヶ月後ならまだしも「1ヶ月前」って、もう過ぎてるやん。あぁあ。出だしからこれ。マラガ的洗礼。あわてて電話で訂正。

「わかりました。大丈夫です」

いや、ここで引き下がってはいけない。「もう一度、正しい日付で予約メールを送り直して下さい」「そんなことしなくても、もう大丈夫です」

「いえ、私は正しい日付の入った予約完了メールがほしいんです!」

クレイジーと呼んでくれ。マニアックとでも。マラガでは少しでも気を抜くと、全て自分にはね返ってくる。ふだんならここまで完璧は求めないが

「日本入国がかかっている」

ので必死。結局、正しい予約メールが送られて来たのは3日後だった。こんな調子で、本番のPCR検査は大丈夫なのか。明日は「日本入国に必要な書類」に挑戦!はたして。(明日に続く)

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