【一日一作プロジェクト】ワインボトルにペイントして「踊草(おどりそう)」を作った。今年初のイベント「フラメンコ&ランチ」へ。なでしこ女子会のC先輩が
「私の先生が踊るのよ〜」「行きましょう!」
聞けば、Cさんはカスタネット教室から入り、気がついたらギター教室。さらに。まるでやるつもりはなかったフラメンコ教室に、今は通っている。
「気がついたら、こんなことに」
そうであろう。こういう私も「セビジャーナス」のつもりが、カスタネット、ルンバ、タンゴ、ベルディアーレス、ブレリアと
「フラメンコ道まっしぐら」
アンダルシアでは生活の中にフラメンコが根づいているので、たぶんかなりの確率で
「音楽や手拍子がかかれば踊れる」
人々(←もちろん私は踊るぞ)。さて。フラメンコショー付きのランチ。ソーシャルディスタンス2メートル。窓、扉、全開でスタート。
「ランチ・ドリンク2杯・フラメンコショーが付いて25ユーロ」
安っ。1時半開場で、5時半まで。長っ(笑)。せっかくなので、ワインをボトルで注文(追加料金)。テンション上がる〜。まずは飲んで、食べて、おしゃべりして。
生ハム、チーズ、エビ、イカ、肉料理が、次々と運ばれて来る。おいし〜。舞台から2列目のテーブルなのがうれし〜。カーテン越しにドタバタと
「リハーサルの音が響いてくる」
笑。これぞマラガ。気にしない、気にしない。デザートをたいらげ、お茶や食後酒を飲み始める頃、やっとステージが始まる。
「うわーっ、マラゲーニャ」「ベルディアーレスだー」「タンゴじゃーん」
うれしい〜。メドレーかい。どんどん踊りのスピードとテンションが上がっていく。私のお目当てのブレリアも、がんがん踊ってくれる。
「かっこいいーーーっ。あんな風に踊りたい」
感動でふらふら。心もお腹も幸せいっぱい。こんなすてきなイベントが、コロナ規制で1年近く中止されていたなんて(涙)。どうかフラメンコの舞台が続けられますように!
あまりに興奮したので、ドーパミンで頭が冴え冴え。体は疲れているのに、目はらんらん(笑)。ちっぽけでも、フラメンコを愛する同じ「踊草(おどりそう)」の私たち。オーレ!