【一日一作プロジェクト】コラージュアート「夢芽道宴(ゆめみちうたげ)」を作った。昨日の続き。ハビ吉とファンの2人が料理を終え、キッチンからテーブルへ。
「おお〜、ランチョンマット描いてくれたの!」「1人ずつ名前入りだ〜」「この上で食べるの?」「ええーっ、汚せないよ」
大騒ぎする2人の笑顔が見られて、本当にうれしかった。こんな役立たずの私でも、サプライズで少しお返しができた。かな。
「いただきまーす!」
みんな高らかに言い切る。日本語で(笑)。ホセマリ叔父さんの手料理、チキンの煮込みも登場。ソースが絶妙。叔父さん、ムーチャス・グラシアス!
豚肉のソテー、チーズ、パテ、手作りティラミスまで。もうお腹いっぱい。食後酒はジントニックで。眠気覚ましに
「日本のゲームやろうよ〜」
そのために、こっそり「花札」を持ってきたのだ。「同じ植物のカードを探すんだよ」と教え込む。ところが。見慣れていないので
「これとこれは同じ花?」「これは?なんか違うぞ、花の形が」「なぜ動物が?」「布で植物が隠されているのは?」「とにかく月は位が高いんだ!」
もう大騒ぎ(笑)。「猪鹿蝶」を教え込むと「なぜ、鳥じゃだめなのか」真顔で聞いてくる。ウグイスのこと?
ハビ吉が注文してくれたケーキが届き、ダビーも登場。揚げ豆腐やもやしの入った料理を作って来てくれた(写真)。みなさん料理がお上手。いよいよ「53」のろうそくに火が灯る。
「もも、願いごと!」「心の中で。口にしちゃだめだよ」
願いごとなら決まっている。きっと、世界中の人が同じことを望んでいる。はず。「誕生日の歌」をみんなで歌いながら、感謝の気持ちでいっぱいになった。
マドリッドでは、こうして「友人宅に集まる」ことすらできない。行き来は禁止なのだ。スペインは地域(各州、各県、各市)ごとにコロナ規制が違うので
「マラガ市は4人までなら集まれる」
夜の10時までに、家に戻っていなくてはならないけれど。こうして友達と一緒に過ごせることに感謝。
ハビ吉、ファン・アルベルト、ダビー、アウローラ、ホセマリ叔父さん。ムーチャス・グラシアス!この笑顔が、いつまでも続きますように。