ふわぴか&みらくるりん

【一日一作プロジェクト】みなさま、今年もお世話になりました。スペイン発どたばたアートライフブログを読んで頂き、また心温まるメッセージをありがとうございます。

「一日一作プロジェクトとの出会い」

が私を根底から変え、著しく進化させた一年。その源がコロナによるロックダウンというのも、今は不思議な縁に感じる。私の創作テーマを一気に

「命の舞」「生命力」「再生力」

へと、押し出した。一日も早くコロナパンデミックが収束しますように!その「祈り」から生まれたプロジェクト。2020年は毎日ひたすら思いを、祈りを形にした。

誰にも会うことができない。散歩に出ることすら許されない。強烈な「完全都市封鎖&死の擬似体験」は、私の中の何かを壊し「内なる扉」を開いた。

「無条件で創る」

生きる証としての創作。私自身が「燃え上がる命の舞」となる。毎日「これが最後の作品かもしれない」と思いながら、作った。

4月1日からスタートし、この12月で9ヶ月。単純計算で270点以上の作品が、生まれたことになる。

「自分のアートが何の役に立つのか」

それを考えると、落ち込むこともあった。医療などの現実的な援助を前に。スペインの継続的なコロナ規制の中では、アート活動をしたくても働きかけることすら難しい。

「アートでふわぴか!」

心がふわっ、ぴかっ。癒されたり元気になったり。それがももアート。そう信じて、毎日作っている。そんな中、思いがけないメッセージをいただいた。

その女性Sさんは、ある日突然、理不尽な理由でパートナーと生活基盤を失い、異国の地で一人、生き抜いていかなければならなくなった。深い絶望感に「死」が頭をよぎったこともあると言う。そのSさんが

「どんなに辛く眠りについても、朝、起きると、必ずももさんのブログが更新されている。どんな時も必ず」「それを見て、今日もがんばろう!と思える」

はっとした。作品でなくても、作品を「生み出す私」でいいんじゃないか。「生きている私」で。毎日、明日に向かって全力で生きる、挑戦し続ける私で。

「私たちは今の自分で、誰かの心の星!」

お互いに。それはすてきなことじゃないかしら。そして、もう一つ。そのSさんと私には、面識がない。そう、一度も会ったことがないのだ。言ってみれば文通友達(笑)。

「会ったこともない人と、心を通い合わせることができる。それも人生で一番苦しい時に」

それは、奇跡みたいなことだと思う。そして。その奇跡は、私たち自身で起こすことのできる魔法なのだ。心を開き、声を上げさえすれば。

「みらくるりん」

ミラクルがりん、と音をたてる。互いの心の中で。その音色を形に。マラガの浜辺で拾った石を使ってペイント。今年はこれにて制作終了。

作るのはいいけど、もう作品を保管しておくスペースがない(笑)。壁もいっぱい。必殺重ね置き。なんとか年明けにアトリエの大整理&スペース作りをしなくっちゃ。

今年も応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。命あってこそ!どうぞお身体を大切にして、すばらしい新年をお迎えください。

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