秋の中華ランチ

【一日一作プロジェクト】もも窓を使って「虹玉キッス」を作った。今日は数ヶ月ぶりに、私たちの行きつけの中華料理店へ。

「日本語を話しながら中華ランチ!」

アジアの日(笑)。こうして日本語を話しながらランチするなんて、夏以来。うれしい〜。忘れてたなぁ、この感じ。

お隣のフエンヒローラからマラガまで来てくれた千恵さん、ありがとう。まずはビールで乾杯。近況報告ノンストップ。

「顔を見ながら話す」

って、なんて楽しいんだろう。すっかりリラックスした表情の私たち。コミュニケーションの大切さを実感。

相手の声や表情、リアクションをライブで楽しむ。それはメッセージ上でのやりとりでは分かち合えないもの。

どんどん頼んで、ばんばん食べる。やっぱりアジア飯はおいしいなぁ。白いご飯を頼んだら、お碗に山盛りに(写真)。

「これ、この盛り方って・・・」

お供え?(笑)細かいことは気にしない。生きのびられれば全てよし。食べて飲んで、笑って騒いで。そして最後はしんみりコロナ話へ。

「日本が遠いね」「いつ帰れるのかな」

まるで先が見えない。自由に、容易に行き来できた頃が懐かしい。その時代は終わってしまったのか。とさえ、思えてくるスペインの現状。

「忘年会したいね」「できるかなぁ」

それだって「ランチ」で「6人まで」なのだ。何をするにも規制がある。年末にかけてさらに規制が厳しくなる可能性も。

そういえば、この中華料理店の奥には「円卓」があった。そこで何度も私たちは食事会や送別会、忘年会をした。その円卓が

「なくなっていた」

その変化に、心が揺れた。見れば店内のテーブルは全て2〜4人用。そこには

「もう大勢で食事することはない」 

スペインの現状が、はっきりと映し出されている。ぞっとするような現実。コロナ規制は確実に、人と人とを隔てていく。だからこそ

「虹玉キッス」

挨拶のハグも、頬のキスもなくなったこの国で、私たちは心でハグ&キスをする。希望でできた虹玉のキッスを、大切な家族友人に贈りたい。

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です