夢風するり

【一日一作プロジェクト】サンダルで「夢風するり」を作った。今日はオウムに新しいおもちゃをプレゼント。素材の大整理で出てきた

「木の玉、ダンボール、針金」

を使って手作り。この不思議な物体を「おもちゃだと認識」するのに5分。「近づく」のに10分。「触る」のにさらに10分ほどかかった。

うちのオウムは、外見に反してとても怖がり。見慣れない物が現れると、まず自分のテリトリーであるシーツの影に隠れて様子を伺う。

「がぶっ。かみかみ。。。」

遊び出してくれたので一安心。素材は木とダンボールなので、どれだけ噛みついてもOK。壊したってかまわない。だいたい毎日20〜30回は

「Noooooooooo!」

と、叱っているので、今日はのんびりできるかも(笑)なぜか触ってはいけないものにわざわざ近づいて行くのだ。パソコンとか絵の具とか、スマホとか。

さて。今年は驚くほど「セントロ」へ行っていない。すっかり足が遠のき、3月以降セントロで食事をしたのは、なんと2回だけ。

「6ヶ月で2回」

信じられない。それくらい私の生活テリトリーは家の近所、歩いて行ける範囲に限定されてしまった。

「遠くに行けば行くほど、マスク着用時間が長くなる」

それが苦痛で。幸いうちから徒歩15分圏内に、銀行、郵便局、スーパー、薬局、八百屋、レストラン、バル、お店などひと通り揃っている。

「友達と会う時はテラス席で」

このマイルールも「新しい日常」となった。夏はいいが、冬はどうするのだろう。コートにマフラーでテラス?とにかく全てが、コロナパンデミック次第。1ヶ月先、3ヶ月先の状況がわからないので

「予定を立てよう」

という気が失われてくる。これは危険だ。だんだん「無気力が日常化」してくる。

「どうせ計画したって、パンデミックの状況次第で次々とルールは変わるだろう」「そうなったら個人の予定など軽くぶっ潰される」

スペインに住む私たちは、それを体験で知っている。家族のほとんどがマドリッドに住む友人は

「クリスマスに家族が集まれるといいけど」

とまだ9月なのに、もう心配している。「県をまたいでの移動」が禁止されれば、たとえ親子でも会いには行けない。

「夢風するり(ゆめかぜするり)」

風になりたい。するりと身軽に県を、州を、国を越えて。自由に家族友人に会える日が、一日も早く来ますように。祈りを形に。

 

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