エスペランサぴかり

【一日一作プロジェクト】サンダルで「エスペランサぴかり」を作った。実は先週の「転倒&打撲事件」でつくづく

「筋肉がほしい」

と思った。筋肉はクッションなのだ。ま、脂肪もだけど。実は昨年筋トレを始め、ジムに2ヶ月通ったものの、忙しすぎて続かなかった。というか

「いかん!時間だ」

とジムまで走り、せかせかとマシンを40分。それからバスに乗りダンス教室へ。って、ノンストップ。カロリー全て消耗。その失敗をふまえ

「今年の9月から筋トレ始めるぞ〜!」

と今、鼻の穴を広げて仁王立ちしている。アトリエで。8月は暑いので海へ。あまりの暑さで食欲も、作る意欲もなく、うちの前の行きつけの店へふらふらと出かけて行った。

「ガスパチョ(生野菜のスープ)、焼きイワシ、焼き魚」

いつもの習慣で、つい頼んでしまう。全く食欲もないのに。食べられるのか?ぼーっと海を眺めていると、湿度がどんどん上がってきた。蒸し暑い。地中海性気候はどうなったのだ。

「はい、サルディーナス(イワシ)!」

焼きたての熱々がテーブルに届けられる。塩とレモンだけ。不思議だ、なんで食べられるんだろう。ってか、5分でぺろり(笑)。

ガスパチョ(生野菜のスープ)がまた、さっぱりすっきりたまらない!これなら毎日でも飲める〜。

「よく太らないね」

と、時々言われる。が、逆に私は「太れない」のがつらく「筋肉ムキムキ」に憧れているのだ。骨を支え体温を保ってくれる、すばらしい筋肉。イメージとして

「体重5キロ増で、それが筋肉」

というのが理想。なにしろスペインに渡って20余年。私の体重はほぼ変動なし。20年かけて、ゆっくりと4キロ痩せた。加齢と共に。食事の量が減って。

「イスに座る時間が圧倒的に少ない」「腹8分目」「砂糖カット(蜂蜜で代用)」「夜9時以降は食べない」「アイスやケーキは友達と一緒の時しか食べない」「家では揚げ物をしない」「炭水化物が少ない」「家の中も早足で歩き回っている」「菓子パンは日本でしか食べない」「外を歩く時はほぼ競歩」・・・

ダイエットしたくないのに、私の生活は「ダイエット向き」なのだ。とにかく「筋肉」がほしい。インターネットであれこれ検索するうち、とんでもない事実にぶちあたった。

「痩せている人は、筋トレ2割、食生活8割で取り組みましょう!」

な、なにっ?メインは「食べる」ことだったのか。呆然。読み進めていくと、確かに私は

「食べる量より、活動&消費量が完全に上回る」

タイプ。一日中せかせかと動き回り、夜など少々小腹が空いても「明日、しっかり朝食を食べればいいや」と寝てしまう。もちろん寝つきはいいし、催眠の質もいい。

「が、それでは筋肉のもとになる栄養、タンパク質が足りない」「まずは太ることから始めましょう」

ぎゃー。50歳を越えて、腹8分目が気持ちいいこの時期に。沢山食べるって苦行。胃腸もそんなに強くない。昼も夜も、肉や魚をたっぷりなんて今は無理。若い時に太っておけばよかった。

「いやいや、きっと痩せ型人間のための筋肉の付け方があるはずだ!」

少しずつインターネットで調べていこう。9月開始に向けて。頼みの綱のプロテインも「痩せている人は内臓が強くないので、タンパク質に耐えられないかも」って。ちょっと。

いいアイデアや記事などありましたら、ぜひ教えてください。スペインには痩せた人はあまりおらず、聞いてもみなさん首をひねるばかり。

「エスペランサぴかり」

エスペランサ(希望)を持つところから、全ては始まる。心にきらりと輝く光(ぴかり)を。「信じる」ことで生まれる自分だけの心の星。思いを形に。

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