【ネクタイアート・3】ネクタイに直接ペイント。コラージュとはちがうおもしろさ。もともと楽譜がプリントされたネクタイの上に描いた
「踊る女（作品タイトル）」
おおらかで人間的な、人生を楽しむことにたけた地中海の女たち。
「彼女たちがまとっている風」
を、ネクタイに吹き込みたかった。私にとって「風（流れ）」は、なくてはならないもの。作品にも、創作する私にとっても。
この世の全ては、変化する。たえず動いている。音楽のように、風のように。自由自在に形を変えて。
「心を吹き抜ける一陣の風」
のような「踊る女」を身につけて、遊んでほしい。私の愛する男友達に。ここでいう愛とは、弱みを見せることのできるリラックスした関係。
51歳を迎え、私の中で男友達は「老フレ」に変わりつつある。
「老後を楽しく生き抜く友達」
粋に、力を抜いて、遊び感覚で着こなしてほしい。そんな思いで、ネクタイアートを作っている。
