4、コロリン・カレンタドール

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今日、紹介する「もも衣コレクション」は、「コロリン・カレンタドール」です。
直訳すると「色とりどりの・温ったか小物」。
この冬、大活躍してくれた「3点セット」を、撮影してみました。

まず、向かって右上から「スカーフ」。
右下は「首巻き」。
そして左はみなさんもうご存知の、はい「ムニェケーラ」です。

わたしが大切にしているコンセプトのひとつは「民族力」。
民族の力が感じられるデザインや配色、モチーフを
全体コーディネイトのどこかに取り入れています。
世界中の国々、砂漠や山峡の辺境の地に至るまで
すばらしい民族アートが、花開いています。

いつか紹介したいと思いますが、モロッコに行ったとき
お店なんか一つもない砂漠のまん中で、山脈の村で
ベルベル人が手作りする衣装、刺繍細工、布地、小物アクセサリーを買いました。
ほったて小屋や道端で買うんですが
その大地で生きる人々の「力強さ」が伝わってきました。

「首や手首を彩る」、というのは「民族衣装」の装いの基本です。
さらに「腰」「足首」も大切なポイント。
体で「細く」なるところは、人間にとって「急所」。
血管や神経の束が密集し、流れがとどこおりやすくなる場所です。
だから温かくして、命を守る。
できれば「聖なる色」や「聖なるパーツ」で、「護りの手」をかける。

そう、「民族衣装」には、長寿や安全、災い封じなどの「祈り」がこめられている。
ただ、美しくなるためだけに、身につけてるのではありません。
だから、「むむむっ」と力がわいてくる。

ところで、リメイクする前「これらは何だったのか」。
右上「スカーフ」は「はぎれ」。小物を端にくっつけてできあがり。
右下「首巻き」は「腹巻き」。Sサイズの腹巻きが、なんと首巻きに!
左「ムニェケーラ」は、前回紹介しました「レッグウォーマー」からの華麗な変身ですね。

【今日の「もも衣」の材料費】
はぎれ 250円
腹巻き 330円
小物  180円
合計  760円
(「ムニェケーラ」は前回紹介ずみ)

 

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