スペインの食材

スペインの食材は「塊」で売られている。レストランやお店の展示の仕方もしかり。シンプルで飾り気がなく、大胆でわかりやすい。

これ、人々の性質や美意識と大きな関係あり。いつだったか日本へ行ったベラが

「どうして人参が、人参でない姿にされているんだ?」

と、真顔で聞いてきた。懐石料理を食べている最中。「素材の姿そのままを皿に」が基本のスペイン。

「なぜ、食材が全て変装させられているのか?」

不思議で仕方なかったらしい。ちなみに写真一枚目は、本日の夕食のスターター。冷えた白ワインをちびちびやりながらいただきます。日本なら枝豆、冷奴、お刺身といったところか。

日本に帰ると、私は自動的に「ニッポンモード」に。そしてスペインに帰れば「スペインモード」に切り替わる。

その変換地点が「飛行機」に乗っている間。機内上映の映画を、スペイン語と日本語で楽しみながらモード変換。ワイン片手に。

いつだったかスペイン語の吹替が「メキシコ人によるメキシコなまり」になっていて、ブラッド・ピット(記憶違いでなければ)がメキシコ人みたいに話していた。

あまりのギャップで、気になって集中できず観るのをやめてしまった。陽気なラテンおやじのブラッド・ピットは似合わない。

さて。いよいよ日本帰国もカウントダウン。そろそろ準備をしなくちゃ!雨なしマラガから、湿気大国ニッポンへ。はたして。

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