新芸術展&額装ドタバタ

日本に上陸するや、ノンストップで活動再開!まずは愛知県美術館「第43回・新芸術展」へ。12/16が最終日。

絵の大先輩・高井澄子先輩の作品を間近で見る最後のチャンス。すごい迫力〜。100号にもなるとここまで描き込むのか。

緑の世界にポイントの赤。実とつたとトレードマークの紙風船が浮かび上がる。すばらしい〜。

いいなー。いきなり大画が描きたくなってくる(笑)まずは実家の「ふすま」から手始めに。

「ふすま、いいねぇ!」と盛り上がる私達の横で、一人顔色を変える父。澄子先輩、お忙しいところありがとうございました。

さて、見応えのある作品群を堪能した後は、「額屋」めぐり。12/20までに私自身の55点近い作品の「額&マット」を用意しなくては。

いきなり始まるドタバタ。作品のサイズをメモして持って行ったものの「マットの窓サイズ」がよくわからないためもう大混乱。

担当のSさんを、1時間貸切状態。さまざまなサイズ&色の額が、どばっとカウンターに並ぶ(写真)。

問題は、額ではなく「マット」。もちろん全ての作品のサイズをメモして持って行ったのだが

「このメモの数字は正しいですよね?」

「ええ。正しいです。ま、5ミリくらいはちがうかも」

「ええっ!それは正しいとは言いません」

「そう?」

「作品を直接見られれば、間違いなくそれに合わせてマットが切れるんです」

Sさんは、自分に降りかかって来た災難に、今更気づいたようだった。

「それで、全部で何点くらいあるんでしょう?10点くらいですか?」

「いえ、55点です」

「ええっ!いつまでに?」

「今週の木曜日が展示日です」

しばしの沈黙。どうも私は周りの人々を絶句させてしまう問題を抱えているらしい。とはいえ、Sさんはテキパキと問題を解決していく。

「Sさん!間に合いますかね?」「これはどうしたらいいでしょう」「これ、ここに入りませんかね?」

見も知らぬ私から、いきなり頼りにされ出したSさん。一生懸命考えてくれる。なんていい人なんだ。

私達のおつきあいは、今始まったばかり。でも。いつかは自分で解決しなければならなかった「額装&マット装」問題。

今回は全て自分でやれるようにしよう(決意)というわけで、ドタバタは続く。

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