女像をスタート

今日の陶器教室では「女像」を作った。まずはざっくりと大まかに、全体のフォームとボリュームを決める。

3時間でここまで。来週からディテールをつめていく。もう完全に陶器から離れ陶芸へ。先生も最初は

「変わった女像だね」「どこが頭?」と、小首をかしげいたが、やがてそれが

「2人の女像が複雑にからみあい、濃厚に抱き合った形」で、さらに「下半身が魚、つまり人形である」

とわかった時点で「もも印、出た」的な、あきらめと笑い。そして。

「ここままでやるなら言うけど、中を空洞にして3次元プラスアルファの世界を構築してもいいよね」

「うわ〜やりたい!」「そう言うと思った」

瞬時に決定。先生いわく「実用性とはかけ離れている」けれど「線がクリアーでバランスが取れており、何よりオリジナル性がそれを許している」とのうれしいお言葉も(涙)。

こんな勝手な想像オブジェを最初から許してもらえるなんて。本当にありがたいこと。だからこそ、教えてもらえることを全力で吸収したい。

これまで紙やキャンバスなど「平面に描いていた」ものを「立体」にできる。その歓びと刺激で、粘土にもう夢中。楽しいのなんの〜。

土曜日の朝は、仕事がないのでこれまでのんびり寝ていたが、陶器教室が始まってからは7時半には起きでバスに飛び乗る。

乗り換えバスを待つ間、行きつけの家族営業のカフェテリアへ。熱いミルクティと生ハムサンド。このおかげで、午後4時の遅いランチにも耐えられる。

先週作った「凹凸のないシンプルな低めの皿」が、焼き上がりました(写真2枚目)。うれしい〜。これからまだ次のプロセスが待っている。らしい。

陶器とは、長い道のりなのだ。絵に比べて(私の)。でも「造形」の魅力にはまった私にとって、金曜日の夜に飲めに行けないことや、土曜日がほとんどつぶれてしまうことなど、どうでもいい。

今はただ、毎週感動しながら進んで行こう。いつか「毎日絵を描き、粘土をこねて造形できる日」を夢見ながら。

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